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コンピューター ボーイ  作者: てっちゃん
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夜。


僕はパソコンの前にいる。

目の前には、パワーポイントの画面。


「タイトルを入力」と書かれた大きな四角と「サブタイトルを入力」と書かれた、少し小さな四角。


「タイトルを入力」のところをクリックすると、文字が消えて縦線がチカチカし始めた。


「ユリ…」


て、何を書いてるんだ、僕は。

あわてて、「Del」キーで、書いた文字を消した。

ユリさん…

2年の先輩。

髪が長くて大人っぽいのに、しゃべると人懐っこくて、ドジっ子。

あ、これ、言ったら怒られるな。

思いつくまま、キーボードを打ってみる。


問題 棒が5本。この野菜なーんだ。


…つまんないな。

明日、ユリ先輩にアドバイスをもらおう。

そんなことより、宿題しなきゃ。

さっき、母さんがお風呂に入れって言ってたっけ。

たいへんだ。急に焦りが襲ってきて、僕はあわてて、パソコンの電源を落とした。

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