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コンピューター ボーイ  作者: てっちゃん
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アニメーション

「パワーポイントで、アニメーションができるって、お兄ちゃんが教えてくれたの。」


ここは、部室。

ユリさんと、一台のノートパソコンの画面を覗き込んでいる。


「この『アニメーション』ていうメニューからね…」


画面の中の図形をひとつ選び、

画面の上の「アニメーション」と書かれたメニューの「開始」という枠の中から「フェード」というアイコンを選んでみる。


その途端、図形が一度消えて、ふわっと表示された。


「これがアニメーションだよ。」

文字や図形にアニメーションを設定して、スライドショーというメニューで「最初から」というのを選ぶ。


画面が真っ白になった後、さっきの図形がふわっと表示された。


パワーポイント、こんなこともできるのか。

なんでもありだな。


「他にもね。」


ユリさんは楽しそうに、いろんなアニメーションを選んでは、動かしてみせる。


その度に、図形がくるくるとダンスを踊ったり、流れ星のように移動したり、花火のように消えちゃったり。


アイデアとセンスが必要だな…。


動かす方法がわかっても、どこでどんなふうに使えばいいのか、想像がつかない機能ばかりだ。


「必要なければ使わなくていいよ。とっておきにしておいて、ここぞ、というところで使うんだって。」


「お兄さんがそう言ってたの?」


お兄さん、ふざけてばかりでもないんだな。

それともお笑いの極意かな。


それから、また、時間を忘れて落書きを楽しんだ。


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