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異世界前の日常
2XXX年AIの知能は人と変わらなくなっていた。
高校を卒業後、大学へ進学した亮太は退屈な日々を送ってた。毎日毎日興味も無い講座を受け、友達一ついなかった。
唯一の楽しみといえば、某大手電子メーカーが発売した、「あなたの毎日を虹色に!~アナタが育てる彼女〜」というアプリの彼女、めると会話することだけだった。
そんな日が突然と変わった。
それはある日突然と送られてきた。
「あなた世界に招待します」
とだけ書かれた電子メールだ。
送信者は文字化けで分からず危険な香りがしていた。
すぐに亮太は迷惑メールへ入れた。しかし、亮太の電脳彼女はとても興味津々だった。
「開けないの?このメール」
「どうせ詐欺かなんかでしょ?無視無視」
「もしかしたら、新しいゲームのβテストの当選かもよ?開けよ?ね!」
聞くと同時にすぐ開けてしまった。
その先に色々な困難があることも知らずに。