閑話②子供だけでバーベキュー!ネイマ視点
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《子供だけバーベキューするって、すっごいワクワクする!》
《メイは忙しそうだからルーやリマにライの面倒は、僕がみないとね♪》
メイ「すぐ戻るから、心配ないよ。ネイマには残ってもらうからね。」
ライール「ネイマさんありがとう!」
《あ、さっそくライが不安そうになっちゃってる。
ミリュもメイも居なくなるし、まだツインズも来てないからなぁ。》
《もう小屋に着いちゃうなぁ。そうだ!ギュッとハグしちゃえー♪お?ちょっと安心したかな??》
ライール「よろしくおねがいします。」
メイ「ライは小さいけど、すごく賢い子だからよろしくね!」
マルコ「面倒みるよ!」
ルーベン「久しぶり。」
ミトラス「よろしくな!ライール。」
クラーク「よろしく。」
《メイ行っちゃた。ライ大丈夫かな?》
ミトラス「ライール、こっち手伝ってくれるか?」
ライール「は、はい。」
《さすがミトラス。面倒見がいいねー。》
《バーベキューのコンロ作りしてるんだぁ。クラークってけっこう頭いいのかな?メイに聞いた通りに造れてる!》
クラーク「よくわからんが、こんな感じでいいのか?おい、ミトラス。“こんろ”出来たから運ぼう。」
ミトラス「わかった!マルコとルーベンはライールを見ててくれよ?」
マルコ「了解!」
ルーベン「はーい!」
ライール「ぼく、外に付いていきたいです。」
ミトラス「え?まぁいいけど、海に近づくなよ?」
ライール「はい!」
《ミトラス達がいるなら大丈夫かな?マルコ達を見ておこう》
ルーベン「今日リカ来るんだよね?」
マルコ「うん。メイが誘ってくれたんぜ?リカと俺たちが遊ぶ約束してたからさ。」
ルーベン「メイってリカのことどう思ってるのかな?」
マルコ「うーん・・・。まだ俺たちの敵ではないと思う。」
《リカもてるなぁ》
ルーベン「ミトラスさんって絶対リカのこと好きだよね?」
マルコ「あいつは敵だ!いい奴だけど、リカのことは譲れないよなー。」
ルーベン「兄ちゃん、告白するときは一緒にだよ?抜け駆けはダメだからね!」
マルコ「わかってるって。俺たちが成人したら一緒に言う約束な!」
《その前にリカが他の人と、って考えてないのかな?》
《ちょっと外見に行こう~。》
《お、ライが居る。ミトラス達の手伝いしてる。》
ミトラス「石はこんなもんでいいのか?」
クラーク「そうだな。次は森で枯れ枝頼む。」
ミトラス「了解ー。クラーク!ライのこと見ててくれよ!」
クラーク「わかってるよ。」
《2人だと特に会話ないけど、黙々と作業するクラークのことずっと見てるなぁ。》
《ライール何かメモってる。コンロの造り方勉強してるんだぁ。エライねー。》
ライール「クラークさんは“こんろ”はじめて造るんですか?」
クラーク「そうだ。こんなの見たことないけどな。メイって変わったこと考えるよな。」
ライール「はい!面白いんです。ぼくが知らないことたくさん教えてくれます!」
クラーク「そうか。」
《まぁ異世界人だしねー。僕もメイの影響で地球の知識が増えたけどね♪》
ミトラス「持ってきたぞー!」
クラーク「お疲れ。」
ライール「お疲れさまです。」
ミトラス「なんだライ、紙に書いてるのか?」
ライール「はい。“こんろ”の造り方をクラークさんから勉強してます!」
ミトラス「すげぇチビだな。」
クラーク「お前より頭いいんじゃないか?」
ミトラス「それは否定できないな。」
クラーク「否定しろよ、そこは。」
クスクス、とライールが笑っている。
《この2人漫才コンビみたい。》
ミトラス「マルコ達の様子を見に行くぞ。ライも行こう。」
クラーク「もう完成だし、僕も行くよ。」
ライール「ありがとうございました!」
《こっちは大丈夫かな。そろそろ僕も連絡係の役目を果たさないとね》
『“ 風”』
《やっぱり聖霊体だと自由でいいやー》
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《特に変わったことはないみたいだし、ストラ海岸に戻ろうー。》
《ツインズ達も来てる!バーベキュー始まってるな。》
ルイ「あー!ネーきた!」
リマローズ「ネー、食べて♪」
《嬉しいんだけど、皆にバレちゃうよー。》
ライール「ルー!リマ!ナイショでしょ?」
ルイ、リマローズ「「あ。しー!だね。」」
《さすがライール。今食べたいけど、ここじゃ無理だしなぁ。》
《あ、メイが小屋に行ってってジェスチャーしてる!》
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《わーい!バーベキューだ。はじめてだから嬉しいな♪》
《皆と一緒に食べれたら良かったけど、今日は仕方ないよね。》
《あれ?なんか声がする。》
ミリューイ「ネイマ!一緒に食べましょ♪」
ルイ「ネー!持ってきたよ。」
リマローズ「これおいしいよ!」
ライール「飲み物とりにいくって、小屋に来たんです」
ミリューイ「ネイマ一人だと寂しいと思ってね。メイから言われてたのよ!人が来たら解るから大丈夫よ♪」
『嬉しいな!やっぱり皆で食べたらすっごく美味しいよー。』
リマローズ「ネーよろこんでる!」
ルイ「よかったぁ。」
《今度は家族で来たいな!パパやママとも一緒にバーベキューしたい。きっともっと楽しいだろうな♪》