第4章④習得
早く魔法とか剣で冒険させたいな~とか考えてます。
マリー先生のハラ王国語講座その①
【レイグラム・ドランダス】は地球と似た感じなので
色々な国がそれぞれの言語を使っている、らしい。
これはやっかいですね!
異世界転生(異世界転移?)らしく、チート能力で翻訳的な能力はないんかい!!
とツッコむが、まぁ万能チートではなくてもヒアリングの翻訳機能的なのは私もあるかもしれない。
だって、マリーとかふつうに話してるんやもんね。
ほんまにせめて【ハラ王国】の言語まとめて分かるようにしてほしかったわ~
その②
文字は全部で46字。
しかもほとんど[あいうえお表]に近い。
形が若干異なるだけで、使い方もほとんど日本語。
これは・・・助かった!
てか、これが恩恵なんかな??
ま、真面目に勉強したらなんとかなりそうでホッと一安心。
その③
じゃあ、もし今後【ハラ王国】を出ることになったら・・・
と考えて例えば英語みたいに共通語になっている言葉はないか聞いてみると、
なんと!!
日本語がそうらしい。
文字をみせてもらいびっくり。ひらがな、漢字、カタカナがあり文法も同じ。
こりゃ私以外の過去の異世界人が頑張ってくれたのかな、
と未だにどういう仕組みでハラ王国語を聞き取ってるかはわからんが、旅に出るには問題がひとつなくなった♪
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マリーは一通り質問に答えてくれた後、
小学校の1年生みたいにハラ王国語46字を読み上げて、ひたすら書き取りをさせた。
休憩をはさみながら3時間くらいして終了した。
マリーにお礼を言い、今後は一日おきに週3回ずつマリーに言語指導、
ガイルは普段仕事なので、週1回くらいで剣術指導してもらい、残り3日間は休みと自主練な
感じで進めていくことになった。
ちなみに【レイグラム・ドランダス】は太陽暦、七曜、時間も1日24時間といっても
時計はあまり普及していないみたいで、太陽が昇りかけ=朝、昇りきったら=昼、沈んだら=夜で
ざっくりとしている。
しばらくは、この日々を繰り返していくことになりそうだ。