挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

ブックマークする場合はログインしてください。
<R15> 15歳未満の方は移動してください。

少女シリーズ

尻尾

作者:佐野すみれ
また唐突にぷにょぷにょ浮かんだものを、書き綴ってしまいましたが、お目通し頂ければ、嬉しいです。

※お話を最後まで和やかな雰囲気で締めくくりたい方は、小説の余白部分から下の文章を、お読みにならないことをお勧めします…申し訳ありません。
人間には、尻尾というものがありません。

正確には、お母さんのお腹の中にいる頃ですと、まだ、人間にも尻尾というものが存在しているらしいのですが、幸いなことに、お母さんのお腹の中で成長をしていく最中に、その尻尾は姿を潜めてくれるみたいです。

少女は、そのお話しを知った時に、とても、本当に、心の底から安心しました。

ワンちゃんやネコちゃんのような、あの、愛らしく、そして、しなやかな尻尾が、もし、自分にもついていたとしたら、少女は、間違いなく何もかもを他人から見透かされてしまう辱しめを受けるに違いない。と、無い胸を張って言い切れるからです。

そのくらい、少女は非常にわかりやすいほどに、素直で単純すぎる情緒がいつも筒抜けなのです。

どんなに大人のようなお澄まし顔で、格好よく、且つスマートな振る舞いを試みようと、大人の真似事をしてみましても、どうしても、少女は、嬉しい時にはにっこり笑いながら、思わず体をピョンピョンと軽く弾ませてしまいますし、悲しい時は、しょんぼりと俯いてしまいます。
それから、どんなに他愛のない小さな嘘を吐く時でさえ、少女は、あたふたと見るからに落ち着かない様子を浮かべてしまうのです。

だから、今でさえ、こんなに感情の起伏や表現が豊かで激し過ぎる自分に、尻尾というものが付いてしまったら…などと想像してみますと、少女は頭を抱えたい気持ちになるのです。

そして、現在、その気持ちを体現するように、正に自分の頭を両の手で押さえています。

(もし、尻尾なんて付いていたら、きっと私は一日中尻尾を振っているに違いないわ…ブンブン。ブンブン。毎日、休むことなく尻尾を振り続けているのに、元気がない時や悲しい時は、途端にぴくりとも動かなくなって、へなへなになってしまうの。そんな風に、自分の何もかもを尻尾に乗せて、きっと、周囲に晒してしまうの…あぁ、恥ずかしい…)

少女は、これでもかというほど尻尾を振って無邪気に喜ぶ自分が容易に思い浮かびますと、恥ずかしさのあまりに、頬を紅潮させるのでありました。





















































…たとえ尻尾がなくても、女という生き物は来るべきときに、尻尾ではない別の体の箇所を、それこそ、犬の尻尾のように振り続ける時が、雌犬(めすいぬ)になり果てる時がくるのですけれどね。

ですが、それはまだ、少女は知らなくてよい遊戯(ひめごと)です。
多分なのですが…わんちゃんねこちゃんのような尻尾が人間にも備わっていたら、嘘なんて直ぐに見破ることが出来るのではないかなぁ…などと考えたのですが、人間はどこまでも小賢しい生き物なので、尻尾があろうとなかろうと、どうにかこうにか策を練り込み、対処してしまうのでしょうかね…凄いですね。

などと最後にこんな私のひとりごとにまで、お付き合いくださった方がおりましたら、ありがとうございました!

追記:この度の作品の“最後”までをお読みになられた方で、不快なご気分になってしまった方がおりましたら、大変申し訳ありませんでした…

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ