序章:プロローグ
―――今の世の中金がすべて。
そんな風に言えたのは、今から約3000年前のこと。もう西暦も数えなくなって約1000年。
世界は、過去のことを気にしなくなった。その理由は過去に起きた戦争が、原因だ。
今から2000年前、世界から石油が少ししか取れなくなった。少しの石油を巡って世界戦争がおきた。
世界の国々全部の発展途上が終わっていたため、すべての国が核兵器を乱用した。
その結果、その戦争は一日で終了した。
核兵器のせいで、たくさんの人が死に、たくさんの人が強力すぎる放射性物質により『人ではなくなった』。
大地が荒れ、植物が枯れた。
―――――強力すぎた放射性物質を『未来への手』と。
―――――この戦争は、今ではこういわれている『革命』と。
そう誰かが呼びはじめた。
進みすぎた技術のせいで、『人』自体貴重になってしまった。今では、『未来の手』よって人はさまざま
な形に変わっていった。ローマ神話出てきた二つの顔のヤーヌス。妖精と称されるエルフなど、さまざま
形に変貌してしまった。変わっていく人々は、『これは、人類進化のための革命』とまで言った。
姿が変わっていくになっていくにつれて、だんだん脳の細胞の数が減っていった。これの理由は、今だ証明されていないが、『変化による被害』と称された。しかし、変化するにしたがってそれぞれ属性を持つ様になった。これを俗に『神が与えてくれた力』と称した。
人は、そんな『未来の手』によって変わった人を『魔獣』や『魔人』と呼んだ。勿論、人は『魔獣』や『魔人』を愚弄し、卑下した。
―――――愚かで醜い野獣だ。
と言って。
『魔獣』や『魔人』の反感を買い。『神が与えてくれた力』を使って人間を滅ぼそうとした。
しかし、同時に『魔獣』や『魔人』が神の反感を買った。ある日、神が一人の人物に『ある能力』を授けた。
それは、『言霊』の能力を呼び覚ますもの。その能力は、字の意味を『心そこから』理解した時発動する能力。『言霊』を封印するための文字を『封字』といい。封字は、『巻物』にかかれ、使うものが『心そこから』理解した時に書かれた文字を読み上げると、言霊の能力が発動され、巻物に書かれたことが『現実化』される仕組みだった。
抵抗できる手段ができてしまった人は、『魔獣』や『魔人』と戦争を起こした。
これは、『魔獣』や『魔人』と人の生き残るための活殺自在の無駄な戦争
―――――『海底撈月戦争』
と呼ばれた。
人と『魔獣』や『魔人』の無駄な戦争は100年も続いた。
この戦争が1000年前。今は冷戦状態が続いていつまた、あの戦争みたいのがおきてもおかしくない状態だ。
神は、『魔獣』や『魔人』に刃向かう方法を作った。一体何が目的かは、今の世の中には、分からない。