表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空のかほり  作者: ラズリート
54/73

四十五〜我慢できなくて、見捨てられたww(里都視点)




ゆーちゃんから、次々明かされてゆく。


ゆーちゃんと文香ちゃんの従姉妹という関係。

幼い頃、遊んだ倉から術に関する本が出てきたこと。

ゆーちゃんや文香ちゃんに、高い霊力があったこと。

術の練習を遊びでやったことなど…



ゆーちゃんが話し終えると、文香ちゃんが口を開いた。


「私は、ゆぅ姉に劣等感を抱いていました

ゆぅ姉、優秀だったから…

でも…」


文香ちゃんの目から涙が零れる。


「ゆぅ姉が大好きでっ…だから、ゆぅ姉を殺し、守れなかったり、貶めた奴らを許せなかった!」


文香ちゃんの濁った目は、由紀ちゃんを捉えた。


「あなたがっ!高木先生があの時…ゆぅ姉の側にいればっ……ゆぅ姉を傷つけなければ、死ななかったのにぃっ!!」


由紀ちゃんは、目を伏せた。

後悔して、苦しんでいるとわかる。


そんな由紀ちゃんに、まだ文香ちゃんは言葉を続ける。


「自分が一番大切だから、我が身可愛さにゆぅ姉を突き放してっ!

そう、みんな自分が一番可愛いんです」


次に文香ちゃんの目は、私と楓を捉えた。


「私は、復讐するためにこの学校に来た…」


「そして、仲の良い友人同士を危ない目に遭わせて引き裂いた

友情を試すために…」


そう、友人同士の喧嘩が多発していた。そして…


「「私達にも目をつけた」」


私と楓の声が重なる。


「私たちの周りに、異常な事が立て続けに起きた」


例えば看板が倒れてきたり植木鉢が落ちてきたり…などと、楓は起きたことを言った。


れいれいは、時折顔色が青ざめていたwwwwwwww


「でも、私達の仲は変わらなかった……というか、深まってたよね?」


楓は、あれ?という風に首を傾げた。可愛いなぁ〜


「正直、復讐するのに柏さんが一番邪魔でした」


だろうねwwww

しかし、私からしたら…


「でっていう」


「里都らしいよねww」


「高木さん、里都が確実におかしいんだが…」


「さすがに、今回ばかりは否定できないよ…柏」


「里都………常識的におかしいよ」


ちょっwwww皆wwひどいwwwwww


てか、由紀ちゃんにまで見捨てられた。絶望☆






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ