表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空のかほり  作者: ラズリート
35/73

三十〜茶番www(楓視点)




「九条さんっ!」


目を微かに潤ませ、こちらに向かって駆け寄ってくる文香ちゃん。(スロー再生)


私は、目薬をポケットから出して、目に……


「文香ちゃんっ!」


涙の演出☆できたら、彼女に向かって両手を広げる。(スロー再生)


そして、抱き合う。


そこで…


「「ナレーションっ!」」


十朱さんに向かって言う。


「…はっ?」


「早く言ってくださいよぉ」


「リピートアフターミー

やっとのことで再会した二人

彼女達の目の端に光るなにかが…」


「えっ…やっと、再会?した二人………

………光る、なにか?

いや、それは目薬じゃねぇ!?」


「…涙ですね」


「…涙です」


「九条の手にあるのは何だよ?」


「私の涙」


「九条さんの涙」


「……………胃が…」


胃が痛いのかw

なら、胃腸薬を…あ。


「胃腸薬担当は里都だった

チッ」←


「あっ…私も持ってないです

チッ」←


「おい、舌打ちしただろ」


「「気のせい」です」


「打ち合わせしてるかのように、息ぴったりだな」


「さて、これからどうしますかねw」


「無視かよ…」


えっ?返事が面倒になったわけじゃないよw

わざとだよw←




さて、抱き合ったままじゃ話しづらいからということで椅子に座った。


そこで、気付いたことが…


一つ、眠くなってきた。

一つ、私のお尻の下に何か、本らしきものがある。

一つ、里都の安否はまだ不明。

一つ、十朱さんはツッコミポジw

一つ、文香ちゃんはかなりボケる。


それらを二人に話したら、文香ちゃんは…


「眠いって言ってる場合ではないですよ?

それに私はツッコミです」


「つっこむとこ、そこかよ…

あと、お前は完全にボケだ」


十朱さんに、ガチレスで返されてたw


「それと、九条

その椅子の上に置いてある本に、なぜ違和感もなく座ったんだ」


「…テヘペロ☆」


「……ちっ…」


「やだw舌打ちこわ〜いwww」


「はぁ、とりあえずその本を…」


十朱さんは、私を椅子から立たせて本に手を伸ばす。



さて…この本をあなたはどうしますか…?十朱さん……


なんちゃってw






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ