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スキルと魔術

誤字やおかしいと思ったところを修正しました。話自体それほど変わってはいないと思います。


 「あっ」


 しまった、もっと周囲を周囲を警戒していればよかったんだが……仕方ないか。そう思い袖を引っ張られたほうを見る。ジョブ選択を間違えたのは引っ張られたせいだ。間違いない。


 「刀夜、その、えと、何て言うか……」


 もうちょっといろいろ調べたかったんだが、まぁ後でいいか。


 「唯か、なんだ?」


 「その、どうしよ」


 「? なにが? 」


 「その、これを見てくれれば……」


 そう言ってプレートを見せてくる。そこに表示されていたのは


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 小鳥遊 唯 男 16


 ジョブ:聖女 レベル 10


 筋力:50

 体力:100

 敏捷:60

 魔力:100

 耐性:40


 ジョブスキル

・回復魔法・水魔法

 スキル

・慈愛・応急手当


 称号

・転移者・異世界の聖女

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ……いや、ちょっと待ってくれ。性別欄が男というのは少し驚いた、というか本当に男だったのか。


 だがそれよりも聖女って、男なんだろ? そうなんだろ? なのに聖女……ジョブって性別関係ないのか? 謎だ。


 「まぁ、その、なんだ、元気だせ」


 「ううっ。男なのに……」


 こんなに可愛いのに。ほんと、なんで男なんだろうな。


 「よし、お前らステータスは表示されたな。あとで全員のステータスを確認するから覚えておけ。次はいきなりで悪いがこの世界やスキル、魔術について詳しく説明するからついてきてくれ」 

 そうだよな、確認するよな、どうしようか。ジョブが2つあるのは見たところ俺だけだし。説明した後に確認するみたいだから説明しているうちに考えておくか。教室ような部屋に案内され、それぞれ適当な椅子に座る。それほど重要でもないが唯は俺の隣だ。


 最初はスキルから説明するらしい。ジョブスキルと普通のスキルこれは分かりやすい、ジョブ固有のスキルと特定のジョブに就いていなくても習得できるスキルで別れているらしい。スキルを使うには使いたいスキル意識すればいいだけらしい。しかし一部の身体強化などのスキルは無意識に使っている人のほうが多いらしい。さっきの五感強化も意図せず発動したしな。


 魔術については、この世界人間は誰でも使うことができ、腕を上げていくと魔術から魔法へと昇華するという。だが魔法の域まで達した者は僅かで、この国で魔法使いと呼ばれるのは3人しかいないと言われている。魔術を使うにはイメージすればいいだけらしい。しかし昔からイメージを補完するために詠唱を行っていて、最近では魔術は詠唱が大事と思われている。


 次はこの世界について。だいたいは国王が話していたこととかわらないが、現在この世界は魔王率いる魔族、亜人族(獣人族)とこの国を含めた複数の国で争っているらしい。魔王の目的は世界を自らの物にすることだと言われている。(これは魔王本人? から聞いたわけではないから信憑性は低いがそう信じている国は多いらしい)それを阻止しようといままで争いあっていた国が共闘しているとのことだ。


 「質問していいですか? 騎士団長さん」


 「ん? なんだ? 光輝君? 」


 「魔族や亜人族ってそんなに強いんですか? 国同士が力を合わせても勝ててないなんて……」 


 「あー、それは説明しにくいんだが、やはり共闘していると言っても国力が落ちてくるとそれを好機だとばかりに他の国が攻めて来るんだ。特に西にある帝国だ。奴等はいくつかの国力の落ちた国を攻め落としている」


 「!! そんな、なんで……」


 「帝国の奴等はよくも悪くも野心家揃いだ。国を大きくし、さらに力得たいのだろう。さて他に質問は━━━無いようだな、ではステータスを確認する。一人一人順番に私にステータスプレートを見せに来てくれ」


 さて、ここからだ説明でスキルを発動する方法を教えてくれたのは有り難かった。それに騎士団長さんも俺達がすぐにスキルを使えるようにはならないと思っているだろうし。


 そうして俺はステータスプレートに意識を集中し、スキルを発動させる。




そのうちプロローグを書き直すと思います。すみませんm(__)m

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