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反撃、開始

「反撃開始だ」


おれはブルーボーン・スケルトンことブルボンに向かって一歩踏み出しながら十文字槍の「赤月」を振りおろす。ブルボンはそれを盾で受け止めすぐさま左手の長剣で攻撃してくる。また距離をとり振りおろす。これを数回、繰り返す。慣れてきたのか受け止めることはせず最小限の動きだけで赤月を避けるブルボン。その白骨、いや、青骨の口は心なしか、笑っているようにも見える。ホネのくせに。


「ガッガッガッ」


・・・・・笑いやがった。もう許さん!


「でやああああぁ!!!」


同じ動作ながら速度、重さ、ちょっとした苛立ちを乗せ振りおろす。


ギン!!!!!!


今度はさすがに避けれなかったようだが盾と剣でしっかりと受けている。だが、赤月の先端にかけていた力を抜き、刃と反対側の先端で下から抉りあげることに成功する。これによりブルボンが1mほど浮き上がる。これぞっ!


「振りおろし抉り上げ!!」


バァァァァァン!相手は死ぬ。


・・・・・・・・・・・・。


すまん。とっさに出てきた技名がこれだったんだ。いや、俺も思ったよ?まんまじゃねーか!って。でさらに効果音と効果までつけてごまかそうとしたけど失敗して、なんか可哀想なモノを見る目で見られるってことくらい。でもさ、とっさにハイ、今の技ってなんですか?ってきかれてカッコいい名前付けれる奴いないt


ザシュッ!


いってぇ。言い訳してたらブルボンが体勢をなおして切りかかってきた。ふう、ちょっとまじめにやるか。えっと、さっきの攻撃ではそこまでダメージは入っていないの、か。なら一度、距離とってこんどは「スキル」試してみるか。だが、どうやってやるんだ?想像すればいいのか?言葉にするのか?・・・両方やってみるか。


想像する。前方に百回突きを放つ技を。


「乱れ突き」


赤月が光ったと思ったら俺の手もほんのり白く光っていた。


いける


ブルボンに接近する。ブルボンはさっきの青黒い光を纏った剣を構え、こちらの様子を見ている。


「決める!」


赤月の攻撃範囲まであと三歩。


ブルボンが長剣を振るう。


あと二歩。


斬撃が飛んでくる。俺は前に進む力を殺さず斬撃の横に体を滑り込ませ回避する。


あと一歩。


ブルボンは剣を振り切った形で固まっている。


「フッ、9×4は?」


間合いにーーー入った


「乱れ突き!!!!」


白い閃光ととともに繰り出された十文字槍の先端の刃は、ブルボンの視界を埋めつくさんとばかりに相手の体に突き刺さっていく。百もの連続突きが終わる頃にはもう、ブルボンなおしてブルーボーン・スケルトンは粉々に砕け散っていた。


「答えは100だ。テストにでるぞ、ここ」


はい、初戦闘でした。難しいね、戦闘。どこか訂正個所はないかと読み返してちょっと、後悔してます。ほんのちょっと。うん。次回こそ夢のマイホームへ。

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