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子供向けのお話シリーズ

新年の神様

作者: 日浦海里

これはあくまでも創作です

年末は大掃除をして

新たな気持ちで新年を迎えます。


新年の日の出と共に、

そのお家には歳神様がやってくる、

そう言われていますが、

歳神様とはなんでしょう


その年の豊作と繁栄を

その家にもたらしてくれる、

と、そういいますね。

ですが、もともと各家には

そうしたものを司る、

そんな方はいらっしゃいませんでしたか?


そう、家の神様です。

家の神様も同じように

頑張ってくれてるのに

歳神様だけをもてなしていては

拗ねてしまわれないでしょうか。



いえいえ、

そんなことはありません。


なぜなら歳神様は、

家の神様の事だからです。


前の年の年末から家神様は、

世界各地の神様に

「今年もおせわになりました

来年もまたお願いします」

と挨拶回りをしているのです


私達は、その間、

家の神様が帰ってきた時

気持ち良く過ごせるように

家を大掃除して

神様を迎え入れる準備をするわけです


そうして挨拶回りを終えて

疲れた身体で帰ってくる

家の神様を綺麗なお家と

たくさんの福を含んだ料理と供え物でもてなして

また力をつけていただき

一年、家を見守っていただく


それが歳神様を迎え入れるとして、今の風習になったのです


皆様、神様を迎え入れる準備はお済みですか?


それでは、皆様よいお年を

でも、八百万の神様を信じる国です

各お家を護る神様がいることも

あり得るとは思いませんか?

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― 新着の感想 ―
[一言]  座敷童的な。  ああ、家屋の守神さま。  意識してませんが、妖怪ファンタジー的には、いるのが普通、くらいの意識でいました。  科学的には、無神論者ですが。  信仰的というより、観念的…
[一言]  昔は家々に神棚がありましたよね。  御先祖様も神様扱い。  目に見えないものを崇め祈ることで、理不尽に耐え、幸運に驕らず、慎ましく暮らしていたのだと思います。  大掃除、年に一回ならば夏…
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