スキルの選択
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見た目が怪しい、小人?妖精が話しかけてきた。
「やあ、君は世界を救う物語の主人公に選ばれたよ。まぁ滅してもいいし、逃げてもいいけど、頑張ってね」
目の前に私より大きな本が、それは真ん中で開かれ、立った状態で現れた。
そこにお馴染みのスキルがズラーと並んでる。
「まず異世界転移ボーナスとして、好きなスキルを一つ選んでね」
ふと本の1番上を見ると残り30分のカウントダウンが始まってる。
うーん、微妙な時間。すべてに目を通せるけど長考できない。
上から見てると【異世界言語】まである。
えっ、これも?必須じゃん!
「これら後から習得できるの?」
妖精さんに質問しても無視
(今後さん付けは止めようと思った)
よく見ると【アイテムボックス】や【鑑定】など王道がある。
おー、私みたいな異世界好き有利だな。
略奪系を探す。
無い。ちっ
一番下に【隕石落下】がある事に気付く。
あー最初に言ってたね。
世界を救うとか滅ぼすとか。
その隣に【聖女の大防御】がある。
うむ、女子限定と思い触れる。
説明:隕石とかも防げるかもよ
習得しますか?
はい/いいえ
かもってなんだよ。
はいを選択。
適性がありません
ディスられますた( *`ω´)
一つ選べって言ったよね!選んだよ‼︎
妖精を睨む。
目を逸らされた。肩が少し震えてる・・・以後あいつ呼ばわりしよう
くそー【隕石落下】を選択。
説明:隕石を落とせます
習得しますか?
はい/いいえ
適性がありません
うん、解ってた。
(習得できたらどうしようかと思ったけど)
となると下に行くほどレアで習得条件が難しい
とかかな?
やっぱあいつ性格悪いな、条件を満たしてませんとかでも良いのに。
ふと次のページを開いてみる・・・開いた
(ほら、私みたい性格じゃないと気づかないかもよ)
あなたにおすすめ
【素直な心】
【悪臭除去】
【友達ができる】
【目が良くなる】
【魔法の才能】
【魔法薬創造】
ちょいちょい馬鹿にされてるっぽいけど、目が良くなるを見たとこからドキドキしてた。
説明覚えてない。
はいを選択
何も起きない。
眼鏡も外してみたりした。
あいつを見るとニヤニヤしてた。
お陰で冷静になれた。
大丈夫まだ異世界じゃない。
あいつが話しかけきた。
「転移まで残り16分58秒か意外と早かったね。100人中9番目。ボーナスとして1,000ポイントプレゼント」
「えっ?転移?選択の時間ではなくて?」
・・・沈黙が続く。カウントダウンも
なんか言え!
普通妖精とかって最初は優しくて、最後に裏切るとかじゃないの?私のイメージだけど
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ルール説明
ほら信用出来ない
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よく覚えてるなぁ。
小さい頃から記憶力だけは自信あったけど
左眼だけで見てるから右脳が発達したからじゃない。って言われた事あったな。
ほんとか知らんけど