先皇剣立男子高校入学③
1度出したんですけど、保存がされておらず、消せれてしまいました!悲しみしかありません…
同じ誤ちを繰り返さないように、頑張らせていただきます!
入学式が始まり、司会者らしき人が前に現れ、開会の挨拶を始めた。
「今から入学式を行います。まず初めに校長先生からのご挨拶です」
司会者が校長先生にマイクを渡し、祭壇に立ち挨拶を始めた。
「え〜、ご紹介にあずかりました。先皇剣立男子高校校長の────」
そこから校長先生の長話が始まった。その話はあまり関係の無い世間話を基本話し、ほとんどの生徒が居眠りを始めていた。
そしてようやく話が終わり、校長が────
「次に、新入生でもっとも素晴らしい成績を残した生徒に新入生
挨拶をしてもらいます。」
そう説明すると、寝ていた人も飛び起き、ホール内が少しざわついた。。
そして、校長がその者の名前を口にする。
「えー、新入生代表。霧雨雷雨君、前に来てください。」
霧雨雷雨、どんな奴なんだ?っと思いながら、前に立つの待った。しかし──────
「めんどくさいので、遠慮します」
前に出るかわりに、そんな言葉が返ってきた。
ホールにいる全員が騒ぎ、返事した方を見た。
そこには、眠そうな顔をし、ダルそうに椅子に座っていた男がいた。見た感じそこまで強そうに思えなかった。この時までは…
「おい!てめぇ!」
ホーム内で静寂が起きていた時、1人の生徒が声を荒らげながら席を立った。
身体はデカく、筋肉質な体をした男が異議申し立てた。
「てめぇか?霧雨雷雨は?」
「そうじゃなきゃ返事しないと思うが?」
「ハッ!何が成績1位だ!どうせズルでもしたんだろ?」
「何が言いたいんだ?」
「つまりだ!この俺様が、てめぇみたいな奴に負けてるはずがねぇってことだよ!」
そう声を荒らげながら、霧雨雷雨の席に近づいていく。
「まぁ、それを決めるのは勝手だけど…」
彼はそう言い、人差し指を立てた。
「1つ忠告する」
「あぁ?」
「それ以上近づかない方がいいぞ?」
「ハッ!威勢だけは一丁前だな!」
そう笑いながら、近づいていく。
だが、次の瞬間彼は愚かな行為をしたことに気付く。
「うぜぇからさっさとき───」
大男がそう口にする前に、喉元に刀を突きつけられた。
「は?」
先程まで威勢が良かった大男は間抜けな声を出し、固まった。
何故なら彼────霧雨雷雨はもう目の前にいたからだ。
誰も彼の動きを見ることは出来なかった。
その場にいる全員、口を開けながら驚愕していた。
「忠告したよな?近づくなって」
そう威圧しながら、大男に言う。
「ま、負けを認める。す、すまなかった」
そう大男は言った。
いや、そう言う他なかった。
「分かったんなら、それでいい」
そう言いながら、彼は刀を下ろし、自分の席に向かう。
そこで、再び彼の強さを理解させられた。
何故なら、彼の座っていた席はあまりにも遠すぎるからだ。
彼がいた最後列から、大男がいた中列へ一瞬で迫ったのだ。
どんなに速い人でも、遠くから動けば少し動きが見れるはずだ。
しかし、彼は違った。
見えなかった。
見ることすら出来なかったのだ。
まるで、雷のように…
そう思っていると、校長からとんでもない事を告げられた。
「いや〜流石、神に選ばれし神器使いだ!」
「「!?」」
ホール内で、再びざわつきが起きた。
神器使い──────
神に選ばれ、神の力を使う事が出来る者。
この世界に立った数人しか存在しないと言われてる。
その中の1人が、彼だっと校長は告げた。
その時、納得と同時に驚愕した。
これ程までに差があるとは、思わなかったのだ。
隣にいる由は何やらブツブツと言っていたが、今の僕は気にすることは出来なかった。
「霧雨君。代表何だから挨拶してほしいんだが…」
「じゃあ、よろしく。はい、これでいいか?」
「え?あ、う〜ん。まぁ、いいか」
彼は自分が先程いた席へ戻っていた時────
「あぁ〜、言いたい事もう1つあったわ」
そして彼は─────
「俺に戦いを挑みたい奴はいつでも来い。相手になってやるよ」
彼はそう言い、自分の席へ戻った。
そんな感じで新入生の挨拶が終わった。
「クラス表は手元にあるタブレットに、送信するので確認してください。その後、クラスが揃ったら能力測定をしてもらいます。」
そして司会者から次に行う過程を説明し始めた。
そして全ての説明を終え、司会者から終わりの挨拶を聞いた
「これをもち、入学式を終了とする」
そして、入学式は驚きの嵐を生み出しながら、無事に閉会を終えた────
見て下さりありがとうございます!