校外学習1
それから二週間が経ち、ついに校外学習の日がやってきた。
どのクラスもジュリアホールに集まっており、クラス席に座っていた。
僕は、雷雨と一緒に登校したので隣同士で座った。
少ししてから、由も来て僕の隣に座った。
「おはよう!龍くん!」
「うん、おはよう」
僕達は、軽く挨拶するが、雷雨とは挨拶もしない。
その代わりアイコンタクトはとっていた。
「「……」」
それでも少しピリピしている。
前よりはマシになってはいるが、まだ仲良くはなっていない。
そして、先生が前に立ち始まり挨拶を始めた。
「えー、皆さん!今日は校外学習です!場所はもうご存知ですよね?そう!大麓の森です!魔物がおり、騎士団の方々がいつも食い止めてくれている所です!今回、我々が向かうのは大麓の森の少し入った所です!」
そう言った話を長々と始めた。
ちなみに雷雨は隣で爆睡中です……
そして、しばらく話が続き、ついに移動した。
「魔物か……楽しめそうだ」
雷雨は既に起きており、魔物を倒すことに燃えています…
「そうやって、楽しめる楽しめないで決めないでよ!」
そこに由がすかさず突っ込む。
「お前には関係ないだろ」
「同じグループだから!すごく関係あるから!!」
そして、それはまた口喧嘩になる。
大丈夫かな?
まぁ大丈夫か!レベルEの魔物だし、
僕はそう思い、雷雨と由の口喧嘩を仲裁しに行った。
しかしこの時はまだ、誰もわからなかった……
大麓の森で、異変が起きており、誰もが絶望することに…
まだ、誰も知らない―――
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