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1週間ぶりの学校

あれから、2日経ち――


僕は、やっと退院出来た。

色々と検査をして、異常がない事が分かり退院することになった。

初日から1週間以上休んでいたから、単位落とされていないか心配だ。

そんなことを思いながら、僕は寮に行き鞄を取りに行った。


寮は、4人まで寝泊まり出来るが、僕の部屋は1人だ。

……別に寂しくなんてないよ?

てか、僕が頼んだことだから

……後悔なんてしてないからね?


……僕、誰に言ってるんだろ……


僕は、そう思いながら鞄を取り学校に向かった。



ー先皇剣立男子高校ー



1週間ぶりの学校だ。

てか、初日で気絶で1週間休むって前代未聞だよね…


なんか緊張する…


…よし!速く行こう!!


僕は、少し早歩きで教室に向かった―――



ー教室ー



教室前に着き、息を整えて扉を開けた。

皆が僕を一斉に見て、すぐに目を逸らした。

どうしたんだろう?と、思いながら席に向かった。

向かう途中、大地と目が合った。

だが、彼はすぐに目を逸らした。

僕は、不思議に思って僕の隣の席の由に聞いてみた。

「おはよう!龍くん!退院出来たんだね!」

「おはよう、まぁね。それはさておき…」

僕は鞄を置き、質問した。

「なんか目を逸らされるんだけど、なんで?」

「あー…まぁあんな事が合った後だからね…」

「あんな事……」

そこで僕は分かった。

あの姿の事だ。


あの死神の様な姿―――


確かに、あんなものを見せられては怖いよね…

大地に至っては、近くで見て、更に斬られたからね…


僕は、苦笑いになる他なかった。


と、僕に話しかける人がいた。


「…待っていた」


「!?」


と、後ろから話し掛けられたので振り返ると、そこには、あの神器使い…霧雨雷雨が立っていた。

音もなくいきなり現れた事にも驚いたが、僕が霧雨雷雨にボコボコにされたあのトラウマみたいなものを思い出し、僕は怖気付いた。


「な、何?」


僕は、震えた声で聞いた。



「…やっと目覚めたか…早く俺と勝負しろ」



とんでもない発言をしてきた。



僕と霧雨くんがまた戦う?



え?



僕は、固まった―――



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