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負の神 ヴァロニヴァ

黒いボロボロのローブに包まれた単眼の眼球の姿をした負の神。


衰退の神ウリューグルーの分裂した片割れであり、全ての負の根源に繋がっていると言われている。


ヴァロニヴァが人の目の前に現れるのは大きな戦争により大量の人の血が流れた時、それを触媒にして天から舞い降り、その戦争に敗れた死体を天に連れて帰ろうとする。


死体は全て粉々に砕かれ、その地域一帯に血の雨を三日三晩降り注がせるという。


人の絶望や憎悪を増幅させることができるとされ、たくさんの人間の英雄によって幾度となく退治されそうになったが、最後の一撃となるものは無かった。


負のエネルギーをもとに成長し、膨張を続けるヴァロニヴァに対し天と天外(宇宙)の神々が結託し、次元の亀裂を作ってユニブを解き放ち、ヴァロニヴァにけしかけた。その時ヴァロニヴァは巨大なユニブに包み込まれ1000と200年余りユニブの黒い砂粒嵐の中から脱出を試みようと暴れた。それをおさえつけようとユニブもその場を離れずにヴァロニヴァを喰うことをひたすら止めなかった。

そして、地球が生まれてから何千回目の金環日食の際に喰い合いに近い死闘を繰り広げたヴァロニヴァとユニブは1つの黒い立方体となって半永久的な眠りについた。


神々と人はそれを天が揺れるほど泣き喜び、ヴァロニヴァとユニブの塊を北極の下に掘った大穴に埋めて封印したとされている。





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