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繁栄の神 トルッカリ
親指ほどの純白のウサギの姿をした繁栄の神。
木の下や草むらの中に隠れていて子供にしか見つけることができないと言われている。
純粋や純潔の象徴であり、人が訪れやすい自然には現れず、湖とリンゴの木が生えている森に現れ、常に虹色の霧をその森にまとわせるとされている。
神とは呼ばれることはあまりないが、妖精や天使として親しまれることが多い。
トルッカリが飛んだ大地には生命力が溢れ全ての生物の繁栄を担う。
神として崇められる理由としては地球が生まれた際、最初の神アヴァドが生命を根付かせるために誕生させた。
そのトルッカリが最初に根付かせた生命がベニテングダケだった。
それゆえトルッカリに対して信仰が厚いトルカ村ではベニテングダケの郷土料理が多い。