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森の神 ラ・ガヌヴァ
巨大な鹿の頭の姿をした森の神。
森林に住み、あらゆる森に住むものに対し長寿の恩恵と天候の恩恵を与える。
しかし、反対に森に対し仇なすものに対しては目の前にいきなり現れ、頭にかぶりつき首ごと引っこ抜いてしまう。
ラ・ガヌヴァのツノは20年に一度生え変わり、そのツノで作った杖は万物の成長を操る魔法が使えるという。
とある地域の村においては宙を浮くラ・ガヌヴァの姿をモチーフにマイ・ガヌヴァという被り物をつくり、年に一度ラ・ガヌヴァを讃えてマイ・ガヌヴァを村民全員でかぶって森の中を歩き回るという祭りを行う。
ラ・ガヌヴァは基本どんな生き物にも優しく、森で迷ったものを見つけると頭の上に乗せて森の出口に案内してくれるという伝承が残っている。ラ・ガヌヴァの頭に乗ることができたものはその一年を無病息災で生きることができると言われている。
ラ・ガヌヴァを呼び出す魔法:ヤゥ・ラ・ガヌヴァ・ミラ・ラ・ガヌヴァ・モシゥリシ・ティティスラァ