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Track on Nightingale Note  作者: 四神 夏菊
CodeName『Silber Messer』
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会議が終了しお開きになると、ボクは早速初歩港ちゃんと共に街へと繰り出します。お天気のいい日は気分も良くて、ついウキウキした気持ちになってしまいます。隣を歩く初歩港ちゃんもつられて楽しそうにしてくれるからこそ、ボク達の関係は良好なのかもしれませんね。

「さてさて、まずはどこから探しましょうか?」

「ん~、公園に行ってー その後、ごはんっ!」

「あらあら、そういえばもうそんな時間でしたね。」

それでもボク達の目的は明確であり、時として現実に引き戻されます。気付けばセンスミントはお昼前を示しています。お腹も空くはずですね。

「では、ファミレスさんを目指しながら探しましょうか。『乳白色のフード』ですよ、初歩港ちゃん。」

「にゅうはくしょく?」

「えーっとですね。牛乳さんの色ですよ。」

「わかったぁー」

とはいえ、色での識別も難しそうですね。白の様で白では無いんですから。初歩港ちゃんも理解した様子で周りを見渡してくれてますから、ボクもしっかり探すとしましょう。

一体とんな人なんでしょうね、ボクも楽しみです。


「イオルお姉ちゃん~」

「はいはい?」

「その人って、男の人? 女の人?」

「んー ……そういえば、どっちでしたっけね?」

しかしそれでも、簡単には見つかりそうに無いですね。もし知ってる方の顔なら、すぐに見つけられそうなんですけど。


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