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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
目指すは再開、出会いは豪快
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誘拐

前回のあらすじ

ロボルはメスだった!




朝方、俺たちは家に帰ってきた。

若干眠いが、まあ、大丈夫だろう。

「おかえりなさいませ。」

と、キーラがお迎えをしてくれた。

「起きてたのか?」

「メイドの朝は早いですから。」

「そうか。あ、俺たちの朝ごはんは少なめで。」

「承知しました。」

そう言ってキーラは奥へ行った。

「どうする?寝直す?」

ショウがやや眠そうに言う。

「目覚し兼酔い覚ましに組手とかどうよ。」

「オーケー。どこでやる?」

「庭でいいだろ。」

そうして俺たちは朝ごはんまでの時間をトレーニングして過ごした。


朝の9時ごろ。

久々にみんなでクエストに行くことになり、家を出た。

「どれにする?」

みている掲示板はミスリル1の掲示板。

あれから結構経ったのでミスリル帯に乗った。

もっとも、ショウはまだチタンだ。

中身は同じゴールド帯なんだけどな〜

ミスリルからはそれなりに大きな依頼になってくる。

大型のモンスターだったり、巣の破壊とか、様々。

「久しぶりだから、軽めのものにしておく?」

「だな。となると…あ、あれは?」

それは東門から出た先の森にゴブリンの亜種、ゴブリンロードが出たから倒してくれない?と言うもの。

「取り巻きはエヴが焼いてくれるだろうし、ターゲットはリョウが仕留めるだろ?」

「そこはショウがやれよ。レベルじゃまだまだ俺の方が上だぜ?」

「はあ…追いつけるのかね〜」

「ガンバレー」

と言うことで、俺たちは森へ向かった。


昼の12時ごろ

「ふぅ〜ただいま〜」

「た…ただいま〜」

俺たちは昼ごはんを食べに帰ってきた。

「おいリョウ、ロードが2匹なんて聞いてなかったぞ。」

「誰も1匹とは言ってない。」

「お陰で2倍疲れただろうが。」

「逆に言えば俺にまた一歩近づいたと言うことだ。」

「俺はもう少しゆっくり行きたいね。」

「やったねショウちゃん、経験値が増えるよ。」

「おいバカやめろ。」

そんな会話をしながら、昼ごはんを食べたのだった。

「リョウタロウ様。」

「ん?どうした。」

「午後から食料を買いに行ってもよろしいでしょうか。」

「ああ、構わないいぞ?てか、それ俺の許可いる?」

「ええ、家主はメイドの動きを把握しておくべきかと。」

「今度からはいいよ。キーラなら大丈夫だろうし。」

するとコルネリアがたまらず言う。

「それって私はダメってことですか?」

「いや、コルネリアじゃなくてクミナね。」

見た目幼女だし…


昼の1時半ごろ

俺たちはもう2つほどクエストをこなしに行った。




午後4時半ごろ

「ただいまー。」

「あ!リョウタロウ様!大変です!」

家に帰った瞬間、コルネリアが血相変えてよってきた。

「どうした?」

「キーラさんが帰ってこないんです。」

「買い物が長引いてるんじゃなくて?」

「はい。私、あまりにも長いので、探しに行ったら道端にキーラさんの買い物カゴが…」

そう言ってそこそこの大きさのバッグを見せてくる。

いつもキーラが使っているものだ。

「わかった。みんな、あたりを探してみよう。2時間後、またここに集合。ロボル、カゴからキーラの匂いを追ってみて、1時間後にここにきてくれ。その時に俺も戻る。」

「ギルドに捜索願を出した方がいいか?」

とショウが聞いてくる。

「いや、出しても他の冒険者が探してくれるとは限らないし、時間がかかる。」

「了解。行ってくる。」




午後5時半ごろ

俺は一旦ロボルの結果を聞きに戻ってきた。

すると程なくロボルが戻ってきた。

「どうだった。」

「ワン(はい、粗方の場所は、おそらく、)」

「そうか。で、どこだ?」

「ワ、ワフゥ…(それが、あまりよろしくないところで。)」

「なんとなく予想はしていた。で?」

「ワフゥ…(その…西区の方で…)」

「チッ、考えられるのはならず者か奴隷商人ってところか…間に合うといいんだが…」

「ワンワン(それが、どちらでもなさそうなんです。)」

「え?どっちでもないって…おい、まさか、“西区の奥の方”だと?」

「ワン…(私も自分の鼻を疑ったのですが…)」


“西区の奥の方”

そこは金持ちが集まる遊びの場


娼婦街だ。


「あークソッ」


まさかあそこに行く日がくるなんてな。


次回、演技は難しい。

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