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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
ジャパニーズソウルは異世界受けする。
65/194

妻?

前回のあらすじ

竜王は緩い。



やあみんな。現在ドラゴン村に来ている元ゲーマー現冒険者の俺だ。

唐突だが、みんなにお願いがある。


初対面の相手にプロポーズされたらどうしたらいいですか?


「待て待て待て待て!初対面の相手に何を言っている!?」

「初対面ではないだろう?」

「リョ、リョウタロウさん!しょ、初対面ではないのですか!?」

「そうだぞ?ドワーフの娘よ。昨日の夜に部屋、正確にはベッドでな。」

「ど、どどどどどういうことですか!?リョウタロウさん!夜にべ、べ、べ、ベッドでなんて!!」

「バカ!それだと語弊があるだろう!違うぞ!断じてな!正しく言い直すとこいつが夜に部屋に無断で入って来てだな!」

「妻をこいつ呼ばわりとは、冷たいやつだな。」

「俺はまだ認めてねぇ!」

「くっ、とうとううちの娘にも婚約者ができるなんて…皆のもの!今日は宴会だ!」

「テメェはテメェで親バカかましながら先走ってんじゃねえ!」

「え?」

「え?じゃねえええええええ!」




「全員落ち着いたな?」

ようやく一息つけた。

ここまで10分ほどかかった。

「まず、お前はなぜ俺と…その…夫婦になろうと?」

「私の夫に足ると判断したからだ。」

相変わらず自信満々な態度は変わらない。

「なぜそう判断した?まだ会って1日も経ってないのに。」

「長さは関係ない。単純に惚れただけだ。言わせるな。恥ずかしい///」

「おい、竜王。」

「なんだ?」

「一体どう育てたらこうなる?」

「そうだな〜、今まであんまり他の男と触れ合わせなかったからな。」

「だからって、限度があるだろう?」

「わしにもわからん。」

「おいコラ逃げんな。」

「でも、どうするんだ?放置ってわけにもいかないだろう?」

「とりあえず保留だ。今晩にも話をつけよう。」

「なんだ?挙式の話か?」

「お前は夕方まで黙ってろ…。」


ルイシーナと別れたあと、竜王と街に出た。

初期の目的のお礼の品をもらいに行くためだ。元々そのために来たんだ。

金ではないらしいが、なんだろうか。

ほかのみんなは街で観光中。

ただ、ディアナはついてきている。

理由を聞いてみたが、なんとなくだそうだ。

十中八九、サヴズのことを気にしてるんだろう。あんなことの後で1人楽しく観光なんてできないだろうし。

ついたのは年季の入った鍛冶屋。

「みたところ奴との戦闘で武具が駄目になったのだろう?ここは我々王家御用達のお店でな。」

中は質素なものだったが、並んでいるものはどれもかなり品質の良いものばかりだ。

そして何より…

「なあ、これらの素材って…」

「ああ、ドラゴンの鱗だ。我々は定期的に鱗が生え変わるのでな。」

「ほとんど人形なのに?」

「週一ペースで変身しないと感覚が鈍るし、いざって時に鱗がボロボロでは意味がないからな。」

「あれ?リョウタロウさんたち、ここにいたんですね。」

と、コリンナが来た。

「そっちこそ、なんでここに?」

「鍛冶屋の血がここはすごいって言ってきたので。」

「さすがドワーフだな。たしかにここはすごいぞ?おーい居るかー?」

すると奥から1人の男が出てきてお辞儀した。

「彼がここの店主だ。昔の事故で声が出せないが、腕はたしかだ。」

「たしかに、品物がどれも素晴らしいですね。」

コリンナの目が輝いている。

まだまだ子供なのかもしれないな。

「それでだ。リョウタロウ君には小手を作ってもらったんだ。」

「サイズもわからないのに?」

「今から合わせるんだ。彼に手を見せてやってくれ。」

「あ、はい。お願いします。」

彼は俺の手を少し触り、みて、確認が済むと、お辞儀をして奥に戻っていった。

「今のだけで?」

「まあな。それだけ腕がいいてことだよ。あと、彼の名前だが、恥ずかしがりでな。出さないでくれと頼まれてるんだ。」

「それは構わないですけど。」

少し後、店主が小手を持ってきた。

それは拳から腕の方までそれ一つで包めるものだった。

今までは拳のためのグローブと腕当てを別々につけていたがこれならその必要はない。

デザインは派手過ぎず、少し鱗の部分が刺々しい程度で簡素な感じだが、はめてみると、王都で売ってるものと明らかに違うのがわかった。

「軽いな。鱗の割に。」

「だが硬さはかなりのものだぞ?そんじょそこらのモンスターが噛めばたちまちそいつの牙が砕けるほどにな。」

「だが、サヴズのものはもっと硬かった気がするが。」

「我々の鱗は魔力を流して硬化するんだ。君のその剣もそうだろう?」

試しにやってみるとたしかに硬くなった気がする。

「コリンナ、お前の目から見て、どうだ?」

「こんなもの見たことないですし、私が竜の鱗をもらってもここまでのものはできないです。」

相変わらず目が輝いていて、圧がすごい。

「そ、そうか。ありがとうな。こんないいもの。」

「いいさ。鱗ならまだまだたらふくあるからな。」


そんなわけで俺は新しい小手を手に入れた。

見た目以上に軽く、硬い素晴らしいものを。

これで素手での戦闘でも十分に相手にマウントを取れる。

早く使ってみたいな〜

そんなこんなでみんなと合流し、城に戻った。すると

「よく帰ったな、待っていたぞ。あ・な・た?」


クッソ。こいつのことすっかり忘れてたぜ。

次回、危険!ドラゴン娘の進撃!

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