新居
今回はちょっと短いです。
前回のあらすじ
家ゲット
家の広さは子鹿亭とどっこいどっこいで、めちゃ広く、部屋の大きさも結構あって、持ってた荷物を入れても超余裕。
そこで大変なのが掃除なのだが…。
「おかえりなさいませ、皆さま。この度、この家の使用人として仕えることになりました。キーラ ミラナと申します。」
「お、同じく、コルネリア エルセです。」
「あの〜エヴさん?二人いるんですけど?」
「私はエルセだけと聞いていたんだが…。」
「王様が、エルセだけでは不安だということで、私が。」
「うぅ…面目ないです。」
あーそういう感じね。ミラナさんが教官でエルセがその生徒って感じね。んで多分少し抜けてるからミラナさんも来たと。
おのれ王様め、今度会ったら文句言おう。
「まあ、ミラナも来てくれたなら安心だろう。二人とも、小さい時から世話になってるからな。」
「は、はあ。」
「ねえ、お姉ちゃん。」
「ん? どないしたの? オレール。」
「あの左のお姉さんは獣族じゃないのになんで耳と尻尾があるの?」
「ああ、私は獣人族でして。獣族よりも人間に近いんですよ。」
そう、彼女はまんま動物の獣族と違って人間にケモ耳と尻尾が生えてる。
みんなのよく知るケモ耳っ娘ってやつだ。アキバのカフェとかにいる。
まさかこの二種類が同時に並ぶ日が来るとは。
ケモナーのやつなら狂喜乱舞しそう。
「じゃあ早速中を案内してもらおうか。」
「かしこまりました、エヴリーヌお嬢様。」
それから1時間ほどかけて中を案内されたが、広い。
置かれてる家具はポールさんに頼んだやつだ。個人個人に部屋があって、各々の好みに合わせた内装になっている。
俺の部屋は、普通の洋風な感じ。
あんまり派手でもねぇ…。
トイレは各階に1つずつ。二階と三階に個室が連なっており、一階が共有スペース。
アンスとオレール、俺とロボルが相部屋だ。
オレールはまだ小さいしね。
「これで全部か。リョウタロウ、この後はどうする?」
「どうするって言われてもな〜。自由時間でいいんじゃないか?」
「そうだな、新しい部屋でゆっくりしたいしな。」
「リョウタロウ様、夕食は何時頃にしましょう。」
「今が3時だから、6時くらいかな?俺は一眠りしてくる。」
「かしこまりました。」
そこからはみんな好きなようにした。
アンスとカミラはキッチンと洗濯場の確認に行ったり、エヴやフェリクスたちは出かけた。
オレールはロボルと庭で遊んでる。
いわゆるほのぼのタイムというやつだ。
俺は自分の部屋のベッドに寝転がる。
あーなんか疲れたー。
家が建ったり、使用人がついたりさ。
もう嫌になるぜ。
そうだ。気晴らしに貴族の家で遊んでこよう〜。あいつら無駄に金目のもの持ってるからな〜。
とりあえず寝よう。今はそこに集中しよう。
あっ、でもダメ神が出てきたら刺し違えてもぶっ殺す。




