表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲー4(元)  作者: 鬼雨
ジャパニーズソウルは異世界受けする。
45/194

獣族

前回のあらすじ

またまた仲間が増えた。




コリンナ エルマ

ドワーフで俺たちの専属鍛冶師になった彼女、

武器は両手持ちのハンマー。

ドワーフという種族上身体強化魔法の使い手で、見かけによらず、パーティの中で1番力持ち。


…帰れ、街へ帰れ。


やぁみんな、またまた荷物が増えて夜逃げを考え始めてるリョウタロウこと俺だ。

今はドワーフの街から王都へ戻っている途中。

女子2人でも厄介だったのに3人に増えた。

女子っていうのは群れるのを好む。

男子なら分かるだろう。クラスの中で大体固まる女子のグループというやつを。そしてあれを相手にする時の絶望感を。

フェリクスは一周回ってどうでも良くなってきた。

話のわかる奴だし。

ロボルは言うまでもあるまい。

俺の癒し担当だ。

お前だけは俺を裏切ってくれるなよ?

そんなこんなで王都到着。

んで子鹿亭に到着。

カミラさんの安定の「1人増えたの〜?」の反応。

そして就寝。

マジ疲れた。

刀2本作るだけでこの疲労は洒落にならん。

二日くらい惰眠にふけろう。


翌日、朝。

「リョウタロウはいるか?」

「…」

フベルト、今度はお前か。

「なんだ。俺は二日程惰眠を貪る予定なんだが。」

「すまない。疲れてるのは承知の上なんだが、ヨームが絡んでるとなるとこっちも対応しなくてはならなくてな。」

「はぁ…この後昼飯くらい奢れよ?」

「お安い御用だ。前の兵舎に来てくれ。」

「はぁ…そう言うわけだ。行ってくる。ロボル、着いてきてくれ。」

「ワン。」

次から次へと…

俺の転生ライフってこんなでええのん?


「なるほど、弱点が3つ…つまりは黒魔石の3つ同時使用ということか?」

「じゃねーの?だが、その割に強さの上がり幅はそうでもなかったぞ?前の時も、ドワーフの時も、どっちも単なる筋肉モリモリのデカブツだった。魔法も使ってこなかったしな。」

「それならこっちも少しだけ安心だ。もっとも、ほんの少しだけだがな。」

「あれから進展なしってところか?」

「そうだ。こっちも騎士団総出で調べてるんだが、一向に尻尾を出さなかった。」

「ふーん、よほど注意深いんだ…な…おいテメェなんで今過去形使った?」

「さすがだな。その通り、ようやく手掛かりが見つかった。」

「そのいざこざに俺巻き込むつもりじゃねえだろうな?」

「申し訳ないんだが、その通りだ。騎士団の団長と言っても、それより上の人間はいてな、俺は騎士達のリーダー。今回お前を手伝わせるよう指示してきたのはこの国の騎士団含め、軍を仕切ってる大臣だ。」

「なんでまた俺なんかに…」

「最近冒険者になった者がヨームを二度も倒したともなれば有名になるのも仕方あるまい。」

「チッ、国の犬どもが、それで?内容は?」

「素直に聞いてくれるんだな。」

「見たところお前は悪くないからな。俺も上の指示のせいでこんな役をしてるやつを咎めるほど鬼じゃねえよ。」

「ありがとう。それで内容だが、黒魔石を配ってる奴に通じてるかもしれない集団が発見されてな。」

「かもしれない?そんなので動くのか?この国の騎士団は。」

「その集団は裏で人身売買なんかに加担してると疑われている集団でな。もし違ったとしても大丈夫とのことだそうだ。」

「なるほど。潰すついでに聞き出そうって魂胆か。それで?お前のことだ。もう少し情報掴んでるんだろ?」

「ああ、奴らの根城は分かっている。そこは今日の

午後7時に我々で叩く。だが、伝令が絶えずどこかに出ているからな。俺たちはその始末だ。」

「じゃあ騎士団の指揮はだれが?」

「副団長のカストがやってくれる。あいつなら大丈夫だろう。」

「あいつか、たしかに攻城戦なら実力的にも大丈夫そうだな。」

「引き受けてくれるか?」

「断れないんだろ? しゃあない。だが、謝礼はしっかりもらうぜ? しかも多めにな。」

「大臣の方から謝礼は預かってる。安心しろ。それなりの額だ。」

「んじゃ、働くか〜。でも動くのはまだ後だな。昼以降の方がいいだろう。」

「伝令の数的に昼前から動いた方がいいぞ?」

「…それ、気付かれないのか?」

「王国の騎士団を舐められては困るな。」


〜リョウタロウが出た後の子鹿亭〜

「というわけだから、今日は私たちだけだな。ギルドに行って、仕事と行こうか。」

「「「おおー」」」


「して、エヴリーヌ、今日はなんの依頼を受けるんだ?」

「前の平原まで足を伸ばそうかと思っている。」

「あそこはあまりいい思い出がないんですが…」

「何かあったんですか?」

「そうか、コリンナはあれを知らなかったな。ちょうどいい、話しておこう。あの地獄の鬼ごっこを」

「ゴクリッ、」

「あれは!獣族!珍しいですねー。集落はずっと離れた山奥のはずなのに。」

「本当か!?となると、やっぱり、おーい!イゴル!」

「?おっ!フェリクスじゃねえか。久しぶりだな。」

「まさか王都に来てるとはな。元気だったか?」

「それはこっちのセリフだぜ。元気も元気。お前はどうだ?その後、少しは強くなったか?」

「2人とも、待ってくれ、私たちが追いつけていない。」

「ああ!エヴリーヌ、すまない。こいつはイゴル ヤーヒム、この獣族のキャラバンを率いていて、俺の古い友人だ。」

「見ないうちに美人さんを3人も侍らせて、お前そんな趣味あったか?」

「バカ言え。そんなんじゃない。ただのパーティメンバーだよ。今はリーダーがいないがな。」

「そうかいそうかい。先に嫁さん捕まえられたかと思ってヒヤヒヤしたぜ。」

「よしてくれ、俺はまだそんな歳じゃない。それより、この騒ぎはなんだ?みんな慌ただしくしてるが。」

「あーそれが結構な問題があってな。キャラバンのメンバーが2人攫われたんだ。」

「どういうことだ?」

「俺たちは昨日この王都に入ったんだが、今朝起きてみたら2人いなくなってたんだ。」

「私たちでよければ力を貸そう。パーティメンバーの友人が困っているとなればな。」

「そいつは有難い。いなくなったのはどっちも俺と同じ犬の獣族で、姉弟だ、弟の方がまだ小さいんだ。2人とも俺と同じ、キャラバンの一員の証のこの布を腕に巻いてるはずだ。悪いが、よろしく頼む。」

「いいのか?エヴリーヌ。」

「私を誰だと思ってる?この国の不祥事を解決するのも役目だろう。」

「すまないな。」

「よーし、今日は予定を変更して彼らの仲間を見つけるぞ!」

「「「おー!」」」






獣族は動物がそのまま人型になった種族をいいます。

みんなの想像する人に尻尾と耳生やしたタイプじゃないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ