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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
ジャパニーズソウルは異世界受けする。
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前回のあらすじ

酒は怖い。




2人がトイレから出てきた朝。

「「うぅぅ…」」

「…寝てろ。こっちまで気持ち悪くなる。」

「う、うむ。そうするとしよう…」

「は、はぃ…」

「まったく、度し難いな。」

「強いて良かったと言えることがあるなら酒癖がそこまで悪くなかったことだな。」

「リョウタロウ、あれは悪いとは言わないのか?」

「ある一点を超えると倒れるなら良いさ。少なくとも、絡んできたり、裸で踊ったりしないならな。」

「そんなことあるのか?」

「ある。(といっても、前世でだけど。)」

「そ、そうか…で、どうする。お前の剣はまだかかるのだろう。」

「剣っていうか、刀というか。まだ日にちはあるな。」

「刀?なんだそれは。」

「あぁ、俺のいた所独自の剣のこと。刃が片方にしかなくて、少し反ってて、細いのが特徴だな。」

「ほぉ、世の中にはそんな物が、楽しみだな。」

「そうだな。んで今日一日どうすっかな〜。」

「じゃあ、一ついいか?」

「ん?なんだ?」

「俺の剣のことでな。できれば一緒に見てほしい。他者の意見を聞くのもいいだろう。」

「別にいいぜ。むしろそれくらいの用事がなきゃな。」


ということで、フェリクスの剣を見に行くことになった。女子2人は二日酔いならぬ、三日酔いでダウン。

んでフェリクスが悩んでるのは二つの剣。

一つは、両刃で、それなりの大きさ。特徴は見た目に反して軽めなこと。取り回し易く、踏ん張れば片手でも使える。ただし、フェリクス曰く、刃自体が弱く、折れやすいそう。

もう一つが片刃で少し大きめ、特徴は刃のついてない方の持ち手側に持つところがもう一つついてる所。重く、使い方次第ではかなりの威力を出せる。が、このタイプの剣を使ったことがなく、慣れるまで時間がかかることだそう。

「脆いが、軽く、扱いやすい物か、強く、重く、扱いづらい物か、たしかに悩むな。」

「リョウタロウならどっちを取る?」

「うーん。重い方だな。」

「理由は。」

「そっちの方が将来性があるからな。せっかく新調するなら、多少の苦労も仕方ないと思うぜ?」

「なるほど。目先より将来か。わかったこっちにしよう。」


「それはいいとして、これからどうする?まだ半日あるぞ?」

「こいつの試し斬りをしたいのだが、いいかな?」

「なるほど。少しでも早く慣らしたいわけだな。付き合うぜ。」

「ありがとうな。」


そこから半日、俺たちは各々のトレーニングとなった。フェリクスは新しい大剣を、ロボルは影魔法の練習、俺は筋トレ。

なんで筋トレかって?新しい刀が手に入ったら、相手と斬り合ったとき、押し負けては情けないからな。そのためにね。

俺は最初の設定で、ステータスの5項目の比率を15ポイントで割り振って決めたんだが、その時の比率が

俊敏8 筋力1 耐久1 賢さ2 器用さ3

つまりは筋肉が足りない。

なお、これはこっちの生活次第で変わるらしいので、これからは筋トレを中心的にやっていこうと思う。

実際鑑定ではこの情報見れないから今どうなってるのかわからないけど。


そんなこんなで時は過ぎ、女子2人も復帰。午前中は観光、午後はトレーニングといった感じで刀が出来るまでの期間を過ごした。

そしてついに、その日がやってきた。

「んじゃいってくるわ。」

「おう、いってこい。戻ってきたら手合わせと行かないか?」

「俺に慣らす時間は無いんですかね。」

「はは、冗談だ。」


そして俺とロボルは例の鍛冶屋に来た。

「ごめんください。」

「おお、リョウタロウ殿。出来ておりますぞ。ほれコリン、持って来て差し上げなさい。」

「は、はい。」


「こちらになります。」

そう言って出される二振りの刀、一本は俺の、もう一本はロボルの。


挿絵(By みてみん)


※これはロボル用の方で短い方で、あくまでイメージです。

試しに抜いてみると、現れるのは銀に光る刀身。いや、銀というより白銀と言うべきだ。

そして何より、軽いのだ。

まるで木の枝のように軽く、筋肉のない俺でも楽々振れる。

「軽いな。」

「はい。作ってる途中で気づいたのですが、素材のおかげか、強化というより、変質の域に達していて。驚くほど軽くなったんです。私もう、ダメにしてしまったのかと不安で不安で。」

「無礼だと承知で聞くが、これ折れないか?」

「それが折れないんですよ。軽い上に、非常に硬くて、本当に恐ろしい牙ですよ。あれは。」

それくらい軽いのだ。正直、持ちての部分の重みしか感じないくらいだ。

「そして、もう一つ特徴があって、あの牙の持ち主が、そういう使い方をしてたのか、それに魔力を通すと、一時的に斬れ味が上がるんです。」

マジかー。自分の牙に魔力通すて、いやあいつならやりそう。その牙でお肉を美味しくいただいてそう。

「あのー、満足していただけたでしょうか…」

「満足以上だ。ありがとう。やはり君に作らせて正解だった。」

「ワン!」

「っ!ありがとうございます!」

「ホッホッホ、だから言ったじゃろ?お前さんなら大丈夫だと。」

「師匠…」

「では、俺たちはこれで、また機会があれば寄らせてもらうが、構わないか?」

「はい!ぜひ!」

そうして、俺たちはその鍛冶屋を後にした。

「なぁ、ロボル。こんないいおもちゃ手に入れちまったらよ。すぐに遊びたいよな?」

「ワンワン!」

「じゃあいっちょ行きますか!」


俺たちは新しいおもちゃを手に、森へ向かうのだった。










ユニーク600超えてた…たまげたなぁ。

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