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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
ジャパニーズソウルは異世界受けする。
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王城

前回のあらすじ

王女って街出歩けるのな。


兵隊にエヴリーヌが連れられて出ていった後。

「さあ、洗いざらい話してもらおうかね。カミラさん。」

「リョウタロウ、どうしてカミラさんに事情を聞くんだ?追いかけなくていいのか?」

「追いかけても衛兵に止められるのがオチ。それにカミラさんはあいつと親しいだろう?それに反応を見る限り、あいつが連れてかれた理由も知ってるだろ?」

「あはは、リョウタロウは人の心でも読めるのかねー?」

「読めるわけないでしょう。でも、そういうのは鋭い方ですから。」

嘘です。スキルの心象読解です。結果焦ってるって感じがしたんです。

「あの子、みんなにこの事話さなかったんだね。」

「性格上無理でしょ。」

「辛辣だね。」

「引っ掻き回されたんで。」

「そ、それで、どうしてエヴは連れてかれちゃったんですか?」

「さっきの衛兵が言ってた通り、彼女はこの国の王女様。私は、親がそこそこの地位だから学校で知り合いになってね。魔法の授業とか。それで、彼女は今、というかさっきまでに、ある勝負をしていて、それに負けた。」

「勝負?」

「縁談のことだろう。大方、王様がいう婚約者が気に入らず、婿探しに出てきてたってところだろう。それで、期限までに婿が見つからず、連行されたってところだろ。」

「リョウタロウさん、縁談の話、知ってたんですか!?」

「もともとその縁談潰しの為の付き合いだからな。」

「じゃあ追いかけて止めないと!」

「あのなぁ。こちとら縁談潰しまでは知ってても、期限は知らされてないし、そもそもあいつが王女だってこともさっき知ったんだぞ?」

「でも、それでもリョウタロウさんは勘付いてたんでしょ?」

「どこぞの貴族の娘ならまだしも王女となると対応が変わる。」

「どうして!」

「まだわからないか?貴族の娘なら仮結婚して、その家を俺が正式に継いで、潰しゃ全て解決するが、相手は王家だぞ。潰す=国一つ滅ぶことになるんだぞ?あいつの縁談のワガママで何千何万の人を放り出すわけにもいかないだろう。」

「…じゃあどうするんですか。このまま指咥えて見てろってことですか?」

「さあな。それは連れてかれたあいつの次第だ。」

そこまで話すと、王国の騎士団の隊長のフベルトが入ってきた。

「リョウタロウ、王城に来てくれ。王様が呼んでる。」


王城ってのはこの王都の中心の少し高い山の上に建ってる。まあ王城なんてどこも似たようなもの。高い城壁、豪華な内装、でっかい門。んで謁見の間ってところに俺は通されて、今は膝ついて王様が来るのを待ってるとこ。日本じゃありえないね。呼んだ本人が先にいないなんて来客に対して無礼だろうに。つまり王様は俺を心の底では見下してるってこと。うーん。気に入らねえ。

んで、王様が入ってきて、俺は頭を下げる。まあ、こういう場だしね。んで、王様は俺の前の玉座に腰掛ける。その玉座の位置も高いので余計に気に入らねえ。だいたい俺は、誰かにひれ伏すのが嫌いだ。その後に続いて豪華な服を着たエヴリーヌが入っきて、王様の隣の席に着く。

「この者がエヴリーヌの仲間か?」

「はい。王様。」

王様の名前はアルノルト アリスター クラウス

その隣に立ってるのが執政のディルク。

フベルト曰く、エヴの母親、女王様は現在身内の不幸で隣の街まで行っているらしい。エヴの縁談の話もあるので王様は残ったそうだ。

「まずは私の娘のワガママに付き合わせてしまったことを詫びる。すまなかった。」

「いえ、こちらも承知のことでしたから。構いません。」

俺は丁寧な言葉使いで答える。本当は「まったくだぜ。」とか言いたいけど我慢我慢。

「わかってくれて感謝する。迷惑をかけたからな。何か褒美をやろう。何がいい。」

うーん。今俺はスゲー悩んでる。普通に褒美をもらうか、エヴリーヌの縁談をやめてもらおうとお願いするか。これまでの借りを返すためにこいつの縁談を推進するか。

うーーーーーーん…これはより面白そうな方を選ぼう。

「では、エヴリーヌの婚約者に会わせてください。」

「ほう?」

「っ…」

「短い間ですが、共に戦った仲のものの婚約ですからね。相手に挨拶でもと。」

エヴリーヌの顔から血の気が一気に引く。

「そうかそうか。そんなことはお安い御用だ。向こうも快く受けてくれるだろう。では明日、もう一度城に来るがよい。」

「はい。王様(営業スマイル)あと、差し支えなければ、相手の名前を教えてはもらえないでしょうか。流石に無礼にあたるやもしれないので。」

「構わないぞ。相手の名はエッカルト クヌート リーヌスと言って、ルッツ公爵の一人息子だ。」

「ありがとうございます。では私はこれで。」

そう言って俺は王城から立ち去る。

途中でエヴに止められる。

「リョウタロウ!」

「?」

「お前は、その…」

「はぁ…今までのツケだ。存分に噛み締めろ。」

そう言ってとっとと城から出て行く。

これ女性の皆さんからしたらかなりバッシング受けるだろうな〜。

さて、仕事しよ〜。













アクセス数記録更新してて草

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