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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
また離れて、再開を目指す
185/194

新アリスター!

遅れてしまって申し訳ないです。

理由としては執筆しのにそのデータが吹っ飛んだり、書いた湊人の弓の絵が吹っ飛んだりと大変だったのです。

これからは気をつけます。

前回のあらすじ

おーばーふろーというやつですね!




アリスター奪還から早くも一週間たった。

あの後、騎士団とエヴリーヌ達と僕らでアリスターを見に行き、その2日後、まだある程度形の残っているところに避難民を移し、避難所を作った。

ギルドも全面的にバックアップしてくれたり、烏天狗達や周りの街から避難してきた人たちも助け合い、比較的早く復興の目処がたった。

しかし、行政が完全に潰れているので、出来ることが少ない。

城もほとんど使い物にならないし、

謁見の間は前回の戦闘で所々壊れている。

かろうじて残った部屋で、逃げきれた大臣たちと僕、翔、エヴリーヌとルイシーナと急遽来てくれたルイシーナのお父さんの竜王さんとで会議をした。

取り敢えず、エヴリーヌを王として立てて、そこから順にやり直そうという試みだ。

竜王さんのほうもそこらへんで手助けしてくれたり、なんとかなりそうだ。

ただ、エヴリーヌの心だけはなんとかならない。

避難所で国民にむけての演説はなんとか乗り切ったけど、整理がついていないようだ。

そうこうしているうちにキーフトの援軍も到着。

当分滞在してもらって、復興の手伝いをするそうだ。

街は元気を取り戻して来ている。

しかし、肝心の女王があれでは国民も不安になる。

エヴリーヌもそれは分かっているだろうし、ディアナたちも分かっているから、常時誰かが近くにいるようにはしている。

壊れたものは二度と元に戻らない。

それを痛感した一週間だった。

そんな中、キーフトの王様から手紙が来た。

「魔王軍に動きが見られる。すぐではないが、近いうちに大規模な戦闘が起こるかもしれない。」

という内容だった。

僕らはエヴリーヌやアリスターのことで後ろ髪を引かれながらも、もう一度キーフトに行くことにした。

そして、その時にヘルカとイーネスも同行した。

理由としては、故郷から援軍を送れるかもしれないかららしい。

しかし、道中で喧嘩が多い。

いい加減仲直りしてほしいものだ。

仲直りというか、種族的ないさかいなので、あんまり口出しできないのだが。

天使族とダークエルフ…そんなにお互いの印象悪いのか…あ、翔がついに仲裁した…

にしても2人とも翔の言うことは結構聞くんだよな…


キーフトに着き、王様と対談した。

議題は魔王軍について、天使族の援軍とダークエルフの援軍の件、そして、勇者についてだ。

両方の種族の援軍の交渉を僕らに頼みたいそうだ。

つまりは両方の国にいき、交渉してこいということ。

旅費はキーフト持ち。

王様の見解ではヨームの件は魔王軍の作戦の一環らしい。

確かにこちらの被害は大きい。

だからこそ、魔王の策略というのも頷ける。

勇者についてだが、なんでも古い伝承に召喚する勇者ではなく、この世界天然の勇者についての記述があるらしい。

勇者に天然とか養殖とか無いけど。

といっても、記述が曖昧すぎる上、少なすぎるため、調査が必要らしい。

今まではその少なさからあまり注目されなかったらしいけど、今回の勇者の一件で、こちらの調査をより進めるそうだ。

そして、援軍についてだが、どちらを先に片付けるかという話になった。

話し合いの結果、ダークエルフの方に先に行くことになった。

といってもくじ引きだっただけれども…

またダークエルフについてはヘルカがアリスターに一度戻る際に話してくれるようだ。

こうして二度目のキーフト訪問は終わった。

そしてアリスターに戻る際、ヘルカからダークエルフの現状を聞いた。

まとめると、割とやばいらしい。

理由としては、ダークエルフの集落は海沿いにあり、中々のバケーションスポットで、収入も得ている。

しかし、最近その海に海獣が出てるらしい。

実害は無いが、怖いらしい。

その上、深刻な男不足。

ダークエルフはエルフと違って普通に男が生まれないらしい。

前まではその海への旅行者とかと恋に落ちたりしてあんまり困らなかったらしいが、海獣のせいで旅行者が来なくなったらしい。

本当に恋に落ちたのかは置いておいて、収入源がないのは困るな。

するとイーネスも対抗してきた。

天使族のところも大変らしい。

天使族の種族はなんと浮島、つまりは空にあるらしい。

なんで浮いているかは未だに謎らしい。

そしてなんと天使族のところにも龍が出ていて困っていると。

街に出ては神聖な神殿だとか色んなものが壊されたりして天災になっていると。

そうしてまたしても2人の喧嘩が始まった。

そこで翔が一言。

「お前ら来たのだいぶ前だよな? なんで今まで放って置いたんだ? もっと早くに助けを求めれば良かったじゃないか。」

2人ともアリスターに着くまで喧嘩しなかった。

ちなみに黙ってた理由は、

「生活が思いの外楽しくてつい。」

だった。


次回、体育祭かー、え、先生も出るの?


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@kisame_novelist

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