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ゲー4(元)  作者: 鬼雨
また離れて、再開を目指す
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就職

手直しはちょくちょく続けていきます。

前回のあらすじの、前に!


主人公近辺のまだ出てきてない人達一覧


コルネリア

涼太郎の家のメイド。

キーラの後輩で、意中の人はいない。

今は一時的に王城に戻っている


クミナ

ハウスキーパーという種族の座敷わらしみたいなもの。

前はメイド修行をしていたが、人が増え、普段は姿を消し、更に座敷わらしになった。

家に不備が出れば出てきて知らせてくれる。

ご飯はしっかり食べに来る。


由美華

湊人の妻第1号(仮)

烏天狗で、湊人と空成の上司

少し不器用で堅物なところがあるが、誠実。


文華

湊人の妻第2号(仮)

烏天狗で、由美華の妹。

記者をしていて、トラブルを持ってきたりする。

姉の由美華に比べて奔放で、元気いっぱい。


蓮子

元々は湊人と空成の泊まっていた宿の看板娘、今は烏天狗の本部でお手伝い中


と、やっと、前回のあらすじ

お金を稼がねば。




お金はそこそこ溜まった。

しかし、まだまだ足りない。

服もまだボロボロで、ローブで隠してるところだ。

ギルドで稼ぐのもいいが、湊人と話し合い、短期で何か職を持つことにした。

ということで、◯ローワー◯に来たわけだ。

求人情報などを取り扱っていて、そこそこ人もいる。

「なあ、これとかどうよ。」

と、湊人が1つの書類をとる。

貴族の学校で3ヶ月ほど臨時教師をとるというものだ。

「教師かー。悪くないけど、しばらく勉強触れてないけど、大丈夫か?資格とか要らないのか?」

「んー、パッと見た感じ大丈夫そう。ただ、依頼人に一回会わなきゃダメみたい。」

「そうかー、まあいいとは思うけどな。社宅つきで、給料も悪くないし。依頼人に会ってみるか。」

ということで、依頼人に会ってみることにした。

待ち合わせ場所は少しお高めなカフェだった。

気まづいから早く来てくれー。

と、それらしい男が来た。

「やあ、君たちだね?」

「はい。えっと、メイナードさんでよろしいでしょうか?」

「うん。間違いなく僕だ。」

改めて席に着き、話をする。

「それで、依頼の件だけど。」

「その前に、いくつか質問しても良いですかね?」

と、湊人が食ってかかった。

「構わないよ?」

「まず、今回の依頼理由が聞きたくてですね。」

「あぁ、それも話そうと思っていたよ。」

メイナードさんがいうには、出身の地方の村に帰省したいが、先生に空きがないのと、生徒たちに何か面白い経験をさせたいからだそう。

「それ教師として大丈夫なんです?」

「ええ、私の勤めてる学校はそこそこ名門なんですが、私のクラスは少し変わっていましてね。」

「と、いうと?」

「問題児、というわけではないんですが、貴族の学校となるとカーストが少しありましてね。そのやや下の方の子達で、良い子達なんですけど、癖ありでして。」

「それで、何か教師以外の人間に物を教えてもらって人生の経験にしたいと。」

「はい。」

話はわかるが、リスクが多すぎやしないか?

まあそのための面談なんだろうけど。

「あ、そうそう、君たち、これ解いてくれるかな?」

とメイナードさんがプリントを出してきた。

「学力調査ですか。まあ、予想はしてましたけどね。」

と、2人で問題を解く。

そこそこレベルが高いな。

少なくとも俺が行ったアリスターより全然上だ。

高校2年レベルと言ったところか。

しかし、1年離れていても案外覚えてるもんだな。

俺と湊人は少し時間がかかりつつも、しっかり解けた。

「うん。これなら大丈夫かな。それで、私としては君たちに依頼したいんだけど、どうする?」

「なぜ自分らをそこまで信頼出来るんですかね?」

「と、いうと?」

「俺達は見ての通りならず者だ。服もボロボロ、眼帯に隻腕、武器も持ってる冒険者だ。学力だけでそこまで信用出来る理由がわからない。」

「ふふ、そこだよ。」

「「?」」

メイナードさんは笑顔で答える。

「ここで、「はいお願いします」って言ってきたら断ってるよ。自分を怪しまない理由を聞くということはそれなりに人間としてしっかりしているということさ。こう見えても、人を見る目はあるんでね。」

なるほど、そこもテストの内というわけか。

この人、なかなか出来るな?

「わかりました。出来る限りのことはしてみます。」

「ありがとう。追って連絡するよ。あ、教師用の服も用意しておくよ。」

挨拶を済ませて、解散する。

ヴィクターさんの宿に戻り、ベッドに寝転ぶ。

「なんか、一本取られた感じだな。」

と、湊人が話してきた。

「んー、たしかにくせ者だったかもな。」

先生かー。

現世だとたまにおかしな先生がいたからなー。

あぁはならないようにしよう。

しかし、どんなクラスなんだろうな。

舐められないようにしなければ。




一方、アリスターにて

「え?帝国の上があんの?」

俺はエヴのお父さん。

つまり、アリスター王。

まあ顔見知りだし、おやっさんとよんでいるが、おやっさんと話をしていて驚いた。

「あぁ、あの帝国は、あくまで、人類側の有力国家なだけで、人類側のトップは別なんだ。」

「あの帝国より大きな国があるんですか?」

空成も驚いているようだ。

まあ国という単位で考えれば、帝国なんてロシアやアメリカに比べればちっぽけなものだ。

「あぁ、帝国より、やや北に、さらに西へ向かうとある。その名もフィリップ連合国。かなり前にいくつかの国が合体してできた国で、人類最後の砦。魔王戦線の最前に位置している。」

そしてそこから俺たちに呼び出しが来た。

おやっさんじゃなくて、俺と空成にだ。

うへーめんどくせぇ。

内容はもちろん帝国の件と勇者の件。

「翔、僕らどうなるのかな。」

「さあ、理解ある人達であることを願うよ。」

次回、ova枠!?料理対決!


ツイッター

@kisame_novelist


新作ですが、登場人物のキャラでちょい難航気味なんです。

まあ、頑張りますけども。

出来れば年内には1話をあげたい。

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