物語は動き始める
投稿遅くなってすみません
今回も伏線ちゃんとありますよ
ガラガラガラ、その音と同時に工藤先生が教室に入ってる。
(やっときた、これでヒントもしくは答えがもらえる)
そのヒント、答えというのは当然、クラス分けでのことだ。そして悠人の予想通り先生はその話をする。
『えーまず、この特別クラスについてだが、このクラスは[最も出来損ないなクラス]だ!』
その言葉に悠人は動揺を隠せない、もちろん他のクラスメイトも。
『どういう意味だよ!』
『なんで私達が!』などと文句が一目散に飛んでいく。しかしその騒ぎはある一つの音で静まった。
ガラガラガラガラ
教室の後ろの扉が開かれる。まるで新たな世界に入ってくるかのように。
『おはようございます!』全員が声の主の方を見る。
『さ、くら、、、?』驚く悠人。それをよそに入ってきた少女は話をする。
『誰ですか?その人』
と、問う少女、しかし悠人は答えられなかった。いや、答えようとしてもどう説明したらいいかわからなかった。
そして硬直から5秒くらいした後冷静になった悠人が答える。
『さくらじゃないのか?』
質問に質問を返す悠人。目の前にいるさくらにほとんど似ている少女はこう答えた。
『違いますよ。せっかくなんでこのまま自己紹介しちゃいますね!、私は亜津子といいます。同じクラスで今日からお世話になります。よろしくおねがいしますね?』
クソ!これだからこういう展開は嫌なんだ、この悠人の心の叫びは誰にも届くわけもなく、その心の中に沈んでいった。
読んでいただきありがとうございます。
いつも以上の手抜きです、はい
次回もよろしくお願いします