パワーイズジャスティス
まだ伏線の数が少ないかな?
目の前には物凄いマッチョがいた。
(どうしてこうなった)
と呆れる悠人。
まさか、このマッチョが後にあんな悲劇に合うとはこの時知っていたのは学校側だけだろう。
その時、マッチョが挨拶と自己紹介をしてくる。
『よお、五里太尾だ、よろしく!』
と太い声で元気よく話しかけてくるマッチョ。
『悠人だ、よろしく』
とシンプルな挨拶をする悠人。いや、単純に関わりたくないだけだろうか。
その後、クラスの一人がリーダー的存在となり、みんなが自己紹介するようにまとめていく、当然悠人も自己紹介をしたわけだが、クラスメイトには、さっきのマッチョ(五里)や不良っぽいやつ、明らかに中学生いや下手したら小学生並みの体格の女子がいた。
変な奴しかいないと思いきや、見た感じ真面目そうな青年や見ただけでわかる体育会系のオーラを出しているやつ、一人でボケっとしている奴、貴族で後ろには執事がいたりしていてとても教室の中は賑やかだった。だがその中で積極的に話しかけているのは、あのマッチョ、五里とさっきのリーダー的存在のやつだけだった。
(なんなんだよ、このクラス)
怒りが溜まってくる悠人。
『はやく先生来てくれ』
小声でそういう悠人、その声は誰にも聞こえることはなかった。
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