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こどもの詩

作者: 遠藤 史緒

煮詰まった頭からポンとだしたものです。(不快に感じられる方がいらっしゃるかもしれません。)


息が詰まるような思いを


したことはあるのか


背中が痛くなるくらい


むせび泣いたことはあるか




ここにいてはいけない


そんなことはわかっている


閉じこもってはいけない


追いつかなくてはいけない



誰に?いったい何のために?



きっとお前は他人の真似ごとばかりやっていた


自分で作り出したものなんて一つもない


ピカソはいったろ、『子供は天才だ』と


そう、私も天才だったんだ


この前までは



知っていなくてはならない


この世界に組み込まれるために


ありとあらゆる


知識・教養・常識・礼儀…


人間は自分で作ったものに殺されかけている


進むしかないのに


どうしてわざわざ苦しみと悲しみを植え付け


私に抜かせるのか



嗚呼今すぐにでも土の上に倒れこんで


そのまま空を眺めていたい


花を見つめていたい


鳥に焦がれていたい


いつのまに私は自分で自分の首を絞めているのだろう



涙が流れれば


悔いる人間がいるというならば


喜んで私は死のう


目的すら見つけられない


こんな道の上に


立つ理由はない



ここまで書いて思った


言葉すら


使えない


心を伝えられないものだと


信じたくない






読んでくださりありがとうございました。何か感想を頂けると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  本当に子どものための詩だなぁと思いました。大人になりたくない、自由でいたいというような想いがとても伝わってきます。共感しました。 [一言]  なんだか、自分の思いを代弁してもらえたような…
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