表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命なんて知らない  作者: なかた
22/51

毎年の楽しみ〜番外編〜

今日はクリスマスイヴだ。

2人暮らしを始めた年から、クリスマスプレゼントを霜と交換している。

晩ご飯はどうしようか。毎年、買うか作るかで悩んでる。去年は作ったし、今年は買うか。

クリスマスと言ったらあのチキンだろう。

混んでるけど、買うならあそこ一択だ。

プレゼントはもう買ってあるし、お酒でも買おうかな。

いつものスーパーに行き、お酒をかごに入れる。

6本くらいでいいかな。

よし!お会計しよう。


「すみません。年齢確認出来るものありますか?」


マジか。また年確されるとは、いつになったらされなくなるんだろう。

一応持っている運転免許証を出す。完全なるペーパードライバーだけど。


「えっ!? あっ、ありがとうございます」


未成年に見えてたのか。悲しいな。

来年の目標は年確されない見た目になることにしよう。

ケーキは霜が買ってくるから、後は予約したチキンを取りに行くだけだ。


「ただいまー」

「おかえり。今年は晩ご飯買ったんだ」

「うん。ねぇ、霜。また年確された」

「マジか。いつになったらされなくなるんだろうね」

「おかしいよ!霜はもうされないのに」

「まあ、30になったら流石にされないよ」

「そうだね。チキンあったかいうちに食べよ!」

「うん」

行く前に作ったサラダを冷蔵庫から出して、いい感じに盛り付ける。

『いただきます』

「久しぶりに食べたけど美味しい!お酒のむ?」

「やめとこう。今日はあれがやるよ。誰が優勝するか最後まで見たいじゃん」

「確かに。じゃあお酒はまた今度でいいか」

お笑いが好きで、絶対に見るって決まってる。

今年は誰が優勝するんだろう。

「早く、お風呂入っちゃうか」

「うん。霜、先どうぞ」

「爆速で入ってくる」


霜へのプレゼントはスマホケースにした。

こないだ壊れたって言って、今はカバー無しで使ってる。

霜が好きな深緑のケースにした。下の部分に文字が入れられるやつで、名前を筆記体で入れてもらった。

それだけじゃ、物足りない気がしてAirPodsのケースも買った。これも深緑色で揃えた。

プレゼントは25日に交換すると決まっていてクリスマスイヴは夜更かしして25に渡している。


「上がったよ」

「はーい」

僕も急いで入ろう。


「もう始まってる?」

「まだ。あとちょっとで始まる」

「よかった」

霜の方がお笑いに詳しくて僕よりお笑いを見ている。


「今年も面白い」

「うん。ご飯とお風呂のやつ面白かったよね」

「あぁ。私以外で?」

「そうそう。思わず笑っちゃったよ」

「優勝したら、テレビにめっちゃ出るから楽しみ」

「ね、明日からひっぱりだこだよ」


決勝戦はやっぱりレベルが高くて面白かった。

霜が一番面白いって言ってた人が優勝して、思わずハイタッチした。

番組が終わって25日なるまでトランプをすることになった。負けた方がお酒を一口飲むっていう罰ゲームつきでやることになった。

飲みすぎると記憶が飛ぶから2人で1缶で勝負することになった。

2人でいつもやるのはスピード。

互角でいい勝負になっている。

少し酔ってからはぼろ負けしてしまった。

そこからは2人で大富豪をやっていた。2人だと革命が起きやすくてこれはこれで楽しかった。

酔いが覚めた頃にはすっかり25日になっていた。


「霜。これ」

「ん。ありがとう。雪も」

「ありがとう」

開けてみると、キーケースだった。

渋めの青色でかっこいい。鍵を引っ掛けるところは金色ですごく気に入った。

「霜!めっちゃ気に入った。ありがとう!」

「よかった。雪、鍵探すのいつも大変そうだったから」

「ありがとう!霜も開けてみて」

「スマホケースだ。しかも、俺好みの深緑。雪はやっぱり分かってる」

「壊れたって言ってたから。あともう一個あるよ」

「本当だ。緑系で揃えてるから嬉しい」

「よかった!」


少しでも、面白いと思っていただけたら、いいねやブックマークよろしくお願いします。

評価や感想もお待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ