リヴァイアサンとのある某日 ラッキースケベから始まる一日~悪夢の始まり~
幕間の物語ですが、伏線を入れることがありますんで、注意してみてみてくださいね……
あ、ちなみに今回の、結構ヤンデレ要素あるんで、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
俺は昨夜色々あって、寝不足だった。本当はもっと寝ていたかったのだが、朝ごはんを作っているのは自分だから、みんなに迷惑をかけてしまう……
という謎の使命感をいだきつつ、おきた俺は、第一に洗面所に向かった。階段を下りてすぐ突き当りにある洗面台のドアを開ける。
この時、俺はかなり寝ぼけていた。という言い訳をしよう。それのせいで今日リヴァイアサンが早くに何処かに行くということ、洗面所にいるかも知れないという可能性とノックをするということを忘れていた。のだ。
「あ。」
だから、本当に扉を開けたときに小柄なのにかなり大きい双丘を、そびえ立つぷるんと揺れる、例えるならば__そう、プリンのような、ものが見えたときには終わったと思った。だから次の瞬間には、
「申ッし訳ありませんでしたッッ!!」
と土下座をしていた。そして即刻で扉を締めた。バタンッ!!という音が家中に響き渡る。
……俺も疲れていたんだなぁ……としみじみ思いながら、俺はベッドにダイブするのだった。
ここで一般的に終わる黒歴史イベント、だが、これは___
悪夢のイベントへと進化するのだった。
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それがつい先程。俺は寝ることで現実逃避をしようとしていたが、やはり寝れない。目には、まだ未熟な小さき体、そして風呂から上がったのだろう、汗か水滴かが体から滴り、髪を濡らし、双丘がデカデカと強調されていて、隠す_という意思を微塵も感じることのないリヴァイアサンの裸体が目に焼き付いているのだ。
「本当にすいませんでしたぁあああああああ!!!」
と無意識に絶叫してしまうくらいには俺の精神は傷んでいた。やばい……リヴァさんに殺されるよぉ……
リヴァイアサンが一番得意としている武器はやりだ。だが、次に得意なのは__そう、鞭だ。
鞭とは拷問などによく用いられるあれだ。スキルもSに凸っている。
ということは__どういうことなのか、皆さんご察しの通りだ。
俺はこれから儚く散る命だということだ。
「ご主人さま……?」
絶望のあまり俺はもう自殺しようかと考えていた時、当の本人がこちらにやってきてくれた。
扉を開ける。すると、ネグリジェ姿のリヴァイアサンが立っていた。
ネグリジェ姿で拷問をするとはなかなかにやばいな。と思いつつ、目福目福と思いつつ、本当に申し訳ないという思いが勝り、俺は開口早々謝罪を素直に述べた。
「……ごめん。申し訳ない。」
頭を下げ、先程の無礼をわびた。すると、こちらにリヴァイアサンが来る気配があった。
これは___ビンタか。そう思い、頬に衝撃が来るのを構える。
だから、顎を持ち上げられ、口を塞がれたときには普通に驚いた。
「…………ッ!?」
なんか惚けてしまっていた俺は突如として我に返ると、リヴァイアサンからとりあえず距離を取る。
「リヴァイアサン……?」
「ご主人さま……こっちに来てください…」
普段のリヴァイアサンならありえない程の妖艶さ、誘うような身振り、絶対に有り得ない仕草。
おそらく…洗脳か?動揺している隙に漬け込むモンスター……マインドイーターか。
「チッ!」
自分のこの愚かさに内心舌打ちをしながら、このあとどうするべきか、考えを巡らせた。
正面から敵対し、勝てるかどうかというのは微妙なところだ。相手が武具を持っているのならばのぞみは薄いだろう。
サタンたちにたすけを呼ぶか…と考えた。
だが、その思考は、突如として体が重くなる感覚によって途切れた。
「ッ!?__頭が__クラクラ__」
「ふふっ、そんなに裸体を見たいなら__魅せてあげますよ…?」
リヴァイアサンのそんな声を聴いたような気がした。(聞きたくなかった)
「キス__の__時か…!」
原因を解明したときには俺は、もう、床に突っ伏していた。
リヴァイアサンに好きなようにされてたまるか!と最後の力を振り絞ぼり、顔を持ち上げるが、かがんだリヴァイアサンの紫色の瞳を見ていると、頭の中に何かが侵入してきたような感覚に襲われる。
「ぅ……ぁ……ぁああ……ぁ…」
なにかに自分の体を奪われるような感覚。それが体全体を這い回り、全身の制御器官を乗っ取っていくような感覚。
そう、例えるならば__リミッターが外れたような感覚。
俺は意識を失った。
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この時、俺はリヴァイアサンの支配術に対抗することができたが、待っていたのは地獄の拷問だった。
昨日投稿する……なんて言いましたっけ?(嘘です、忙しかったんです)