ガチャ2回目 モンスターを倒した罪悪感
110Pもいただきました!あと、コメントも頂きました!幸運度極振りはまだまだ頑張っていきます!途中でシリアスも出てくるかもしれませんが、最終的にはハッピーエンドで締めくくりたいと思っております!頑張ります!週一投稿!
3月15日
駄菓子菓子という部分が、わかりにくいとコメントが有りました。たしかにそうだと思い、修正させていただきます。
「つ、つまり……ご、ご主人様は……私たちを一気にガチャスキルで当てた……と?」
リヴァイアサンが戸惑いをかくさず、そう、つぶやく。
「ああ。幸運度ステータス極振りしてな。」
「あ、ああ……なんというか……やることが大胆ですね……」
「なんか引かれてるわ。悲しい……」
リヴァイアサンに普通にディスられたような気がし、内心泣く。
だが、ヘファイトスは違うようだ。
「ご主人さま、やはり考えることが違うと思います!さすが!」
めっちゃ褒めてくれる。これがお世辞だとしても嬉しいかもしれないなぁ……
「……私達が召喚されたのは事実。私はただ……貴方様に仕えるだけ。」
やはりゼウスさんはそっけない。だが、それもまた魅力のひとつなのかもしれない。
「そ、そうですね……私も……ご主人様の……サポートを…頑張りたいです……」
オーディンはやはりたどたどしい。
余韻に浸るのはここまでにする。
「これからどうすればいいかな……」
俺がつぶやく。
すぐさまリヴァイアサンが反応する。
「魔物を狩ったらどうでしょうか。」
「魔物……ねぇ……」
どうしても抵抗がある。自分が死んでしまったらどうなるのだろう……とか、自分のせいでこの娘達を
危険にさらしてしまったらどうしよう……とか。
自分の行為に責任が持てない。俺はどうするべきなのか悩んだ。
が、へファイトスが唇を開く。
「無理して狩る必要はないと思いますよ?ご主人さまの気持ちが第一です!」
本当にへファイトスはいい子や……とおもう。
確かに無理してここで死んだらすべて台無しになってしまう、だが、だがしかし、俺は防御力高いし、攻撃力もバカ高いし、幸運度も高い。素早さも並のモンスターよりも全然早い。が、どうしても殺戮という行動に対しての抵抗感が消えることがない。
だが、いつまでもくよくよしていても仕方ないだろう!前に進むのみだ!
「ありがとう、だが、俺は決めた!魔物討伐に行くぞ!」
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そして俺たちは果てしなく広い草原にやってきた。(異変前にはこんなところ存在しなかった、あったらサッカーでもしに遊びに来ていた。)そして、一番低位らしい、ゴブリンを倒す訓練をする。
ゴブリンは基本一匹では泣き出してしまうほど、本当に弱い生物だ、が、20匹ほど集まると苦戦する。
そこで、はぐれているゴブリンや、10匹以内のゴブリンの群れを見つけ、狩っていた。
異変後、剣を振るときに、妙なサポートするような感覚があった、リヴァイアサンやヘファイトスに聞いてみたら、それは型というものだ。と教えてもらえた。(オーディンとゼウスには留守番を頼んでいる。)
型とは、型にあった構えを取り、型の名前を口ずさむと、発動できるものらしい、いわゆるソードスキルのようなものだな。
子供の頃によく憧れて木刀を振り回したものだ。テレビにあたったっけ。そして弁償。
型は本当に数えだすと夜が更けるそうなので、止めておく。
俺のエクスカリバーは、光剣という部類に入るらしい。主に伝説に出てくる剣の部類。やライトセイバーとかあんな感じの剣のことを指すらしい。
型はいくつかあり、俺はそのうちの初級、12個を覚えた。
早速使ってみる!
「あ!あそこにゴブリンがいますよ!行ってきてください!」
「ああ!行ってくる!」
段々と俺も神様に対して敬語を使わなくなってきている。と言うかそもそもリヴァイアサンって神様だっけ…?面倒くさいから、まあ、いいか。
「光剣の型一の抜刀、居合斬り!」
エクスカリバーがキラッと一度光った後、体が勝手に動く。
刀の鞘に手をかけ、腰を低くし、ダッシュ!一閃した後、そのまま反動を活かし、Uターン、そのまま切り捨てる。
ゴブリンは断末魔を上げ、光となって消えていった。
「お、おお……やった……」
ゴブリンって、見た目なのか分からないが、殺したときの罪悪感が少ない。そのまま剣を振って血を振り落とし、鞘に納める、するとこちらにリヴァイアサンとヘファイトスが来ていた。
「すごいですね!ご主人さま!センスあります!」
「そ、そうか……?」
「そうですよ!自身を持ってください!」
「俺すごい……!」
まず一匹モンスターを狩ることができた。
だけど、やっぱり少ないとは言え、少しばかり良心が痛む。
ここに攻めてこなければこのゴブリンは家族とかと幸せに暮らせたんじゃないのか……そんな思いがすごく強い。なんかやってはいけないようなことをした感じ。
ちりちりと胸が痛い。意識が少しずつ___
「__様!ご主人さま!聞いていますか!?」
「はっ!?ご、ごめん、つい、美声に惚れてしまっていた。」
適当にリヴァイアサンとヘファイトスに言い訳をしておきつつ、軽く飛びかけた意識を固定する。
罪悪感によって気絶しそうになるなんて……よっぽど俺は今まで平和な暮らしをしてきたんだろうな……
苦笑する。
食肉用の牛を飼育している人たちはこのどうしようもない罪悪感をどうしているのだろうか。
そう思ったが、リヴァイアサンの話に集中することにした。
だが、どうしても内容が頭に入ってこなかった。重要な点はなんとか頭に叩き込んだ。
その後もモヤモヤとした気持ちを抱え、帰路につくのだった。
コメント等で、今後のストーリーこんな風にしてほしいとか、あと、高評価もお願いします!(強欲)
コメント、本当に暖かかったです!コメントありがとうございます!返信は確実に行いますので!