ガチャ一回目! なんだこれ
皆様…ブックマーク、高評価ありがとうございます。私事で大変恐縮なのですが、最高ポイントがほかの小説の16Pだったので、80ポイントとは…!?と驚愕してしまいました。(顎が外れそうでした。)
5倍ですね!引き続き更新は続けていきます!
気づいたら果てしもない常闇の中に俺は立っていた。周りには闇。が、その中にもたまに黄緑、黄色…そんな風に光が走る。
此処はどこだ?
「俺はガチャを引いただけなはず。」
だったら、これは…
「…ガチャ演出…?」
キラキラ光り始める光の帯。
その後ものすごい勢いで周りはじめ、金色に帯が輝く。
その後、カードに剣のイラストが描かれたものが現れる。
「お。いきなり☆5か…何が来るんだろ?」
その後カードが燃え尽きるようにはらはらと消えていく。
そしてそこで聖剣エクスカリバーと言う文字が表示される。
「エクスカリバー!」
数々のゲームで登場する聖剣。アルトリア・ペンドラゴンもしくはアーサー王が使っていたといわれている不老不死属性を付与できる剣__!!
「そうか。10連か。」
続いてまたまた帯が金色に光る。
「え…?」
またまた☆5っぽいが__
そしてへファイトスと言う表示が出現する。
「___」
前のようにカードがはらはらと燃え尽きるようにして、散っていく。
そして、小学5年生くらいの伸長の小っちゃい女の子?が出てくる。黒色の髪の中に一房の真紅。ポニーテール。赤色のTシャツを着ており、炎を表している、へファイトスだ。
へファイトスから、メッセージが送られる。
「貴方様がご主人様ですか!私はへファイトスです!炎と……鍛冶を司るみたいですね!精一杯ご主人様の役に立てるように頑張ります!あと、おいしい料理をお願いします!」
と言われる。
上手い料理…?
っていうか立場的にはこの人たち神だよね…?なんで俺に敬語使っているの__?
「_____」
いや。ただ茫然するしかなくないか?
俺はあくまで幸運でなんかしぶとく生きれるかな?くらいの軽い気持ちでさ?幸運度極振りにしたんだが、ガチャでも、幸運度って適用されるのか__?
「まあ、まだすり抜けかもしれない。」
ごくたまに、☆5が二つ出ることがあり、それはすり抜けと呼ばれる。俺は3体まではすり抜けしたことがある。
その後3分後。
幸運度極振りの影響じゃないと思っていたかったのに、
・☆5 エクスカリバー
・☆5 へファイトス
・☆5 ゼウス
・☆5 リヴァイアサン
・☆5 オーディン
・☆3 スキル「気配消去」の巻物
・☆4 フルポーション×5
・☆2 解毒ポーション×5
・☆1 防御力+3
・☆5 竜神の防具シリーズ
「これは____」
明らかにチートなのでは…?
そもそもなぜ、☆5が6個も出てるんだ…?出現率ガバガバか?
とおもい、召喚詳細を見てみると、
☆5 0.8%
☆4 1.2%
☆3 28%
☆2 30%
☆1 40%
と言うことらしい。
可笑しくないか…?
☆5…0.8って…
「俺、もしかして___最強…?」
俺は脳裏に浮かんできた思いをそのままつぶやいていた。
ゼウスやリヴァイアサンと言った神や神獣、そして__極めつけは
「竜神の防具かな…」
こいつの特殊効果は面白く、一番高いステータスと防御力の差(俺の場合、幸運度100の、さっきのガチャで防御力3)つまり97。なので、すべてのステータスが97倍されるのだ。
唯、素早さや攻撃力は俺は皆無なので意味はない___そう思っただろう。
だが、俺にはエクスカリバーがある。エクスカリバーの特殊効果で攻撃力と素早さが100上がるんだ。
つまり俺は攻撃力9700と言うことだ。防御力は291、幸運度は9700。素早さも9700。あとこの防具にはスキルがいくつもついている。剣技S、鑑定A、空間歩行A、気配察知B、…がついている。俺の先程当てた気配消去Dも合わせられる。
「ガチャスキル…ガチャもスキルの一つなのか…」
今気づいたが、ガチャもスキルらしい。効果としては
「1日一回☆5確定ゲットガチャを起動できる。モンスターの倒した証、魔石を消費し、様々なガチャを引くことができる。」
と言うことらしい。
ちなみに、さっきからスキルの後ろにアルファベットがついていると思うんだが、これは、スキルレベル…らしい。同じスキルを手に入れるとレベルが上がるらしい。
ガチャスキルは複数出ない、俺しか所有していないアルティメットスキルのため、アルファベットは存在しない…らしい。
「え…ガチの最強系?」
この世界の攻撃力の換算方法は、簡単だ。攻撃力、攻撃スピード、攻撃の当たった場所、防御力だ。
どういう計算式かは知らないが、ほぼほぼ一撃で倒せるだろう。
俺がぶつぶつなんか一人でしゃべっているときに、俺の目前に立つ姿があった。
「ご、ご主人様…?私たちの得意なこととか紹介するっていうのは…?」
水色に深い青が一房入っているきれいな髪、水色のきれいなワンピース、麦わら帽子と夏を想像させる姿。麦わら帽子から微かにもれる前髪
リヴァイアサン…だった。はず。
なぜか原因は不明だが、ガチャで当てた神々、神獣は全員、人間の形の女性に変化しているようだ。神の威厳なんかとてもではないが感じることはできない。
あと、なぜか俺をご主人様と呼ぶのだが。ガチャで当てたからだろうか。
「あ、本当だ。すいません。自己紹介お願いします!」
神々に対してこの態度は不敬だろうか。でも、空気は柔らかい方がいつでもいいだろう。
と言うことで、俺は話を振る。
「私は、水龍リヴァイアサン……らしいです。水の力とか操れます!あと、氷とか月も操れます!お願いします!」
ペコリと頭を下げる様子は、まるで我が娘のようだ。俺は童貞だし、彼女いないが。
続いて紹介するらしい人物は__
閃光のようにまぶしい髪色、キラキラ光っていそうな黄色のシャツを着た女の子。前髪をきれいに切りそろえ、後ろ髪はロングに。身長は…中学2年生くらいだろうか。
なんでみんなロリッ子になるんだろ?
不思議だ。
「わ、私は…オーディン……です…。光と……支援を……司ります……支援…は…あ、ある程度……できます……」
おどおどしい。
人前で話すのは苦手なタイプなのだろうか。
まあ、そういう神様もいるよな。
次はどちらかと言うとグレー寄りの茶色?のような紙をしたお団子の女の子。
背は低い。俺の腰あたりまでしかない。俺は男の中でも高い方、確か185くらいあったから、差が目立つ。すごい小さい……
「私はゼウス…全能神ゼウス。そう呼ばれている。大地と生命を司っている。よろしく。」
簡素に自己紹介を済ませる少女。
すごく眠そうだ。
どうやらこれは…姫と言う物らしい…!!
「あ、俺か。こんにちは。僕、ガチャスキル持ってて、そのスキル使ってあなたたちを当てたものです。お願いします。」
俺は今までの経緯をすべて簡潔に彼女たちに話した。そしたら、俺は__
「え……ほ、本当ですか…?」
と引かれていたのだった。
高評価ありがとうございます。本当に評価されることがあまりない作者に温かい声援と言うのは、其れだけでご飯のおかずになるものです…!!ありがとうございます!