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リヴァイアサンとのとある某日 ラッキースケベから始まる休日 数の暴力

まじ遅れてすみません

「……っぐ」


体を蹴られる。俺は体をくの字に曲げたくても、曲げられないため、激痛に耐える。

徐々に意識が覚醒してくる。

ここはどこだ?という疑問はすぐに解決された。先程リヴァイアサンに監禁された場所と変わらないようだからだ。

そして、リヴァイアサンの隣に、ヘファイストスとティアナが見える。

なにか変だと思っていたら……あれは正気じゃないな。

俺の記憶が正しければ俺は先程リヴァイアサンの拷問を乗り切ったと安堵していたら……ティアナに意識を奪われたんだったな。

サタンはどうしているのだろう。と思ったら、隣でうめき声が聞こえた。

首が固定されているため見えないがおそらくサタンだろう。

良かった。サタンがリヴァイアサンに賛同するところなんて見たくなかった。

というか、賛同(?)しているのは二人だけか……なら武力行使で行けるかなどと、物騒なことを考えていたら、スピーカーのひび割れた音が聞こえた。


「……えー、み……さ……お……」

「おーい、音声乱れて聞こえてないぞー」


あまりにひび割れて音が聞こえないため、可哀想だから言ってやった。


「……失礼しました。えー、監禁されている皆様、おはよう御座います。今から、皆さんには楽しいゲームをご提供いたします」


げーむ……といったらデスゲームしか思い浮かばないんだが。


「そうです、デスゲームです」


その一言はあっけなく言い放たれた。


「ですが、成功すればその人は帰ってこれます。失敗すれば……全員私の下僕です」


…………かなりハイリスクだ。参加しないのが一番いいが……


「参加強制です」

「デスヨネー」


なんか、しってた。

ということで俺たちはデスゲームをやることになった。

♢♦♢♦♢♦

俺は召喚術式を起動している。なぜかというと、理由は簡単だ。デスゲームをやるのに人数が足りないのだ。

今回やるデスゲームは人狼。あれ元々神の遊びらしく、サタンとかは大得意らしい。

で、人狼は人数居ないと面白くないから、召喚術式にて神々を呼び出そう!というものである。なんという迷惑。

だって、考えてみると、人間に呼び出された!と思ったら人狼ゲーム参加を強いられるのである。かなり可哀想だ……

そう思いつつ、召喚術式を起動する。

そうして召喚されたのは__


「はーい♪召喚主はあなた?えー!ちょーイケメン!!あ、あたし?アルトリア・ペンドラゴンだよ?よろしくねー!」


というハイテンションなアルトリア・ペンドラゴンさんと……


「ぁ……ぇ、えと……あ、アルトリア……です……先程の……ペンドラゴンさん……とは……違う世界線…………の…ァ……アルトリア……です」


超根暗のアルトリアさんが出てきたのである。

色々と思うことはあるが、何故にギャル!?というのと、何故に二人!?ということ。あとオーディンより根暗っているんだ!!とオーディンを励まそうとしているのに微妙にディスりになっていることを思っていたわけなのだが。


あ、まだ来るみたいだ。


「おう!ケルトの英雄、クー・フーリンとは俺のことだ!あ、あんたが召喚主か?よろしくな!」


クー・フーリンと


「……湖の妖精、モルガンです。……私に何かを聞いてほしいときは、何かをすることです。私はドSなので」


という超ドSなモルガン。


そして


「フィン・マックルーだ。よろしく頼む」


サムライ気のあるフィン・マックルーが召喚されたのだった。

夏期講習いそがしすぎます¥ください

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