表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
北黒有紀 6年物語  作者: 真山れい
1/1

~新学期編第1部~

まず初めに。

私の名前は真山れいと申します。詳しい事や裏話などは後書きに色々書きます。

この物語は私のデビュー作であり、同時に自信作でもあります。ぜひ暖かい目で見守ってください!

長くなるのもアレなのでひとまず失礼します。

では黒川有紀 6年物語の栄えある第1部をどうぞ!!

カーテンから微かに漏れている光が俺の顔を照らしている。すぐに眩しくなって起き上がった。壁に掛けてある時計の針が指しているのはAM6:30分だった。


目覚ましが鳴るまで30分はあるため、二度寝を決め込もうとしたら突然ドアを蹴り上げるように元気に1人の少女が入ってきた。「兄ちゃん今日高校初日だよぉー起きろーー!」今鼓膜を突き破る程の声で入ってきたのは妹の黒川瑠璃刃。俺の妹だ。色々ツッコミたい所はたくさんあるが、まずは始めに聞くべき事は、

「何しにきた。」だ。普通兄に冷たくなる時期である

中学2年生の思春期女子達は、反抗期が来ると聞いたのだがコイツに関してはくる気配が限りなく0に等しい。なぜそんなこと言えるかって?そりゃあ度々一緒に風呂に入ろうとするし、俺の部屋に入っては勝手にベッド使ってるし,,,とにかく切り替えていこう!

今更,瑠璃刃の事を考えたって何か変わるわけではないしな。とりあえず今日は高校の初登校日。昨日は楽しみ過ぎて寝れなかったけど今はそんなこと関係ない。高校大学が一貫校の学校に入学できたんだし少しは浮かれても良いはず。だって大学入試考えなくて良いし。す、少しぐらいは、、、

机からスマホを取って瑠璃刃が待ってる居間に行った。「お、兄ちゃんやっと来た~。早く朝ご飯食べて学校行きなよ。」「あのなぁ。俺にだってタイミングってもんがあるし、まだ25分はあるんだぞ。行ったって誰も居ないし多分開いてないわ」瑠璃刃は私先行くから、と言って中学に向かって行った。「さ、Youtabe見ながら準備でもするか」と誰もいない部屋で言って自分の部屋に戻った。俺が入学した三橋高校は、あまり厳しい校則は無く結構自由な学校だった。ただ、目立った校則と言えば髪を染めるのが禁止となっている。

だけど俺に髪を染める理由は無いためほぼ関係ない。Youtabe見ながら準備してたら行く時間になったから

カギ置き場に置いてある独特な形をしている自転車のカギをヒョイっと取って外に出た。

家の合鍵①を取り出してカギを閉めた。因みに②もあって、①を無くした時に使う。つまり予備。

耳にワイヤレスイヤホンを入れてスマホとペアリングしたことを確認したらsponzifayの再生リストを流して自転車に乗った。そあいて少しずつアニソンでテンションを上げながら学校へ走り出した。

「やっとみんな会えたね~♪」と大きめの声で歌いながら全速力で走った。これが最高に気持ちい。

特に長い坂を駆け降りる時。まるで競走馬にでもなった気分だ。まもなくして学校に着いた。「到着!」

と言って自転車を停めた。校門まで行くと大きい掲示板にクラス名簿が張り出されていた。音楽を止め、

自分の名前を探した。「北黒、、、あった!」「三神、、、あった!」『一年三組だ!』ほぼ同時に言った。『えっ?』と隣を向いてみると、そこには黒髪ロングで身長が少し低い女の子がポツンと立ってた。

そこで俺は素で「可愛い、、」と呟いた。「あ、いやすいません急に」「そ、そうですか」と少し照れ気味に言って駆け足で校舎に入っていった。その後を追うように俺も駆け足でいった。「さっきの子可愛かったな~」と思いながらカバンから上履きをとりだし一年三組に歩いた。

クラスに着くと中学の頃からの親友である清水川亮太が一番に話しかけにきた。「有紀~また同じクラスだね」「うん!よかったよ亮太と一緒のクラスにまたなれて。ところで高貴は?」「あいつも三組だよ」

そう言われて教室を見渡すと1人でスマホをいじっていた。とりあえず亮太に俺の席の場所を教えてもらって鞄の中身をある程度引き出しにしまい終えたことで一つの視線に気が付いた。視線の先を向くと朝の女の子がこちらを向いていた。でもすぐに、ぷいっと他の方向を向いてしまった。話しかけてみようと思い

「今見てましたよね?」「見てない」即答。早すぎるわ。い、いや名前ぐらい聞いておかなきゃ。

「君の名前教えてくれない?」「私?」「そうそう君!3年間クラス替えも席替えも無いんだし」

そう、この学校は3年間席替えもクラス替えも一切無いのである。だからこそコミュ力が求められる。

いかに最後まで仲良くできるかが試される。でも、隣人と仲良くできなければ3年間が終わる。

そして彼女は答えた。「三神美希」「美希さんか!よろしくね!」「よろしく」そんな会話をしてたら

周りからひそひそと声が聞こえた。「あいつ学年1位に話しかけたぞ、、」「度胸あるな、、、」

学年1位?なんだそれ。いいや本人に聞いたほうが早いか。「美希さんは何で学年1位って呼ばれてるの?」「それは自分では言いたくないわ」「そうか」そしたら亮太が駆け寄ってきて「ちょ、おま、よく話しかけてるんだよ?」「何でって隣の子だから仲良くなりたいな~って」「でも他の奴に(妬み)いろいろ言われてるから気を付けろよ?」「あ、ああ」俺には分からない。なぜ可愛いいだけで色々言われてるのかが。だからもっと積極的に話しかけていった。そしたら案外彼女はとても良い子で2時間目ぐらいからは彼女自身から話しかけてくれるようになった。

そして気が付けば昼休みになっていた。誰とご飯食べるか考えてたら、

亮太と高貴がお昼を誘いに来たから「すぐ行くから先行っててくれない?」「了解!!」と先に行ってもらえるように頼んでおいた。何しろ

毎回食堂に行くのに時間がかかるし、前の授業の片付けをした人から

食堂に行って良いというルールっていうか決まりがある。だから急いで

片付けた。隣の美希さんはとっとと友達と食堂に向かって行った。

俺も小走りで向かった。そしたら亮太たちが席を取っててくれてた。

だから安心して楽しみにしてたラーメンを注文できた。

待ってる間、ずっと部活について話してた。俺と高貴は中学では卓球部に入っていたから、また卓球部に入ることを決めていたのだが、亮太はこのままテニス部にするか元々通っていた校外のテニス部にするか悩んでいた。そうこうしてる内にラーメンが完成したらしく自分の番号が放送で呼ばれた。「ごめん、取ってくる」『行ってら~』と軽い返事を受けてラーメンを取りに行った。いくと食堂のおばさんが「はい、お待ちどうさん」

と言いわれ「いただきます!」と笑顔で言ってラーメンを受け取った。

何とも食欲をそそられるボリューム。食べ応え満点である。早々に席に戻り「いただきます!!」とさっきの声よりも大きい声で言ってちゅるちゅる食べ始めた。横では食べ終わりそうな2人が部活について真剣に話してた。「外部の部活よりも内部部活のほうが色々と楽だし、3人で帰れる」

確かにそれは嬉しいのだが、皆自転車だからすぐに分かれてしまうから、あまり理由にはならない気もするが、、、「ごちそうさまでした!!!」

そこから5分ぐらいで俺はラーメンを、食べ終えた。

残った昼休みの時間は自由に過ごせるから3人で亮太のテニス部について

話していた。最終的に内部部活に決定した。

そして5時間目の授業が終わり、帰りの学活の時に先生が部活について

色々説明を受けた後に入部届を貰った。2週間後に、また集めるからその

間の2週間で見学をするらしい。一応毎日見学には行くつもりだ。もちろん

卓球部にを2週間見学する。そして我が隣人である美希さんは結構、

悩んでる様子だ。だから試しに聞いてみた。「美希さんはどこの部活に見学に行くんですか?」「私は卓球を中学でやっていたから卓球部よ。

有紀君はこそ何部に入るの?」「同じく卓球部」「え、そうなの?何か

以外ね、まぁこれからよろしくね」「何についてのよろしくですか?」「これから3年間隣としてと部活もよろしくって意味よ」「あぁ、こちらこそ3年間と部活よろしくお願いします!」

そうして俺北黒有紀の高校生活が始まった。 【新学期編第1部 FIN】

最初に、この物語に手を出してくださり本当にありがとうございます!!

私れいが一番最初に書いた物語です。元々、「こんな物語あればな~」と思っていたものを

少しまとめて書いたものです。

この物語自体、有紀の6年間を描いたもので、最初から最後までみてくださった方なら分かると思いますが結構っていうか、すごく長くなります。だから今のところ目標があり、とりあえず1年間の話は書きたいと思ってます。月1ペースで投稿を心がけていくので、これからも黒川有紀 6年物語を

よろしくお願いします!      雑学・・・真山れいは男でアニメ&ゲームオタク

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ