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上級生の事情と下級生の企み

 イルムハートがアンベールから挑戦状を叩きつけられて3日が経った。

 その事は既に学院内で大きな噂となり、それに触発されたのか新たに2人の騎士科生徒がイルムハートに試合を申し込んで来る事態となっていた。

(これは、早いとこ何とかしないと。)

 このままではどんどん面倒なことになってしまう。事態の打開を図るべく、急いて行動を起こす必要があった。

 という事で、その日の昼食時イルムハートはジェイクを伴って貴族用の食堂を訪れる。

「これが貴族様専用の食堂か……さすがに立派だな。」

 初めてそこに足を踏み入れたジェイクは、あまりの豪華さに目を丸くした。

 いくらこのアルテナ高等学院が貴族・平民の共学校であるとは言え、その扱いの全てが同等というわけではない。貴族専用施設という物がいくつか存在した。

 そもそも貴族と平民では日々の生活様式自体が異なるのだから当然のことだろう。

 サロンのような貴族専用の場所もあれば、洗面所のように身分で施設が分かれているものもある。

 そして、この食堂もそのひとつだ。

 平民用の食堂は長テーブルに皆で座り安価な食事を取る、所謂大衆食堂のような感じだった。常に人がいっぱいで、ごちゃごちゃした雰囲気がある。

 一方こちらの貴族用食堂では、豪華な装飾が施された高い天井の広い部屋にそれぞれ十分間隔を取ってテーブルを配置し、ゆったりとした環境の中で一流のコックが作った上質の食事を提供するのだ。

 そんな別世界のような風景に驚きながら、ジェイクはイルムハートに問い掛ける。

「お前、いつもこんなところでメシ食ってるのか?」

「いや、時々姉さん達に誘われて来ることもあるけど、いつもは”第2食堂”でみんなと一緒に食事してるよ。」

 ”第2食堂”とは平民が利用する食堂の呼称だ。さすがに”平民用食堂”では蔑称のようにも聞こえるため、いつしか”第2食堂”と呼ばれるようになったのだった

 ちなみに、貴族用食堂の場合は”第1食堂”ではなくそのままの名で呼ばれている。

「改めて思うけど……やっぱ、お前って変わってるよな。」

 あまりにも貴族らしくないイルムハートの答えに、ジェイクは感心とも呆れともつかない声を上げた。

 そんなジェイクの反応に苦笑しながら、イルムハートは食堂内を見渡す。

「どうだい、この中にいるかな?」

「……いや、見当たらないな。まだ来てないんじゃないか?」

 イルムハートはとある人物を探すためにここへとやって来たのだった。

 ただ、残念ながらイルムハートはその人物の顔を知らないので、見知っているジェイクに判別してもらうため彼を連れて来たのである。

「そうか……じゃあ、食事しながら待つかな。」

 お目当ての人物が来るまでの間、食事でもしようと誘うイルムハートだったが、それを聞いたジェイクは慌てて掌を左右に振る。

「いやいやいや、それは無理だ。確かにメシは美味そうだが、ここじゃ緊張し過ぎて喉を通りそうもない。」

 まあ、ジェイクの反応も当然と言えた。

 この学院に入学する前は貴族など間近に見た事さえなかった。と言うか、迂闊に近付く事すら許されないほど身分には差があるのだ。

 そんな彼にとって大勢の貴族の中に入り同じように食事を取ることなど、畏れ多過ぎて出来るはずもなかった。

「わかったよ。じゃあ、用事が済んだら”第2食堂”で食べるとしよう。」

 ジェイクの大袈裟な身振りに苦笑を浮かべつつ、イルムハートは彼等を見つけ近付いて来た給仕に軽く手を振ってこれを下がらせる。

 その直後。

「おっ、来たぞ!あの人だ!」

 ジェイクはひとりの男子生徒を視線の先に捕らえそう声を上げた。

 どうやら探していた人物が姿を現したようである。


 イルムハートが探していたのは、ひとりの男子生徒だった。

 やや短めの茶色の髪を後ろに撫で付けたその男子生徒は、白い縁取りのローブに隠れてはいるものの逞しい肉体を持っていることが一目で分かる。

 身長は例のアンベールより幾分低いようだが、それでもイルムハートより頭ひとつ程高い。

 まあこれは向こうが成長期真っただ中であるのに比べ、イルムハートの場合まだこれからなのだから無理も無いことではある。

 イルムハートはそんな彼に近寄ると、後ろから声をかけた。

「失礼ですが、ダウリン先輩でいらっしゃいますか?」

 イルムハートの言葉にその男子生徒、ロードリック・ダウリンは振り向き、その後一瞬驚いたような表情を浮かべたがすぐさま冷静な顔に戻る。

「ああ、私がロードリック・ダウリン・ルベルテだ。」

「突然お声掛けして申し訳ありません。私は……。」

「知っているよ、フォルタナ辺境伯アードレー家のイルムハート君だな。」

 どうやらロードリックはイルムハートのことを知っているようだった。尤も、彼がマリアレーナに対し交際を申し込んでいるのであれば、それも当然のことだろう。

「それで、私に何か用かな?」

 ロードリックは穏やかな声でそう尋ねた。ジェイクから聞いていた通り人柄は良さそうである。

「はい、実は先輩に折り入ってご相談があるのですが、少々お時間をいただけませんでしょうか?」

「君が私に相談か……。」

 ロードリックはイルムハートを品定めするかのようにじっと見つめる。

 現在、マリアレーナを巡っていろいろと動きが活発化し始めていることはロードリックも耳にしていた。当然、それにイルムハートが巻き込まれていることもだ。

 イルムハートの”相談”というのは、おそらくそれに関してのことだと予想は付く。

 いくら騎士団から手ほどきを受けたとは言え、騎士科の上級生を相手に試合をするのはいささか荷が重すぎるだろう。

 そのため、試合を避けるべく席次1位の自分に仲裁の依頼をしに来たのではないかと、そう考えた。

「まあ、ここでは何だ。外で話そうか。」

 興味本位で目を向けてくる周りの人間を避けるため、ロードリックはイルムハートをテラスへと誘い外へ出る。

 外の景色を見ながら食事が出来るようテラスにもテーブルは置かれたいたが、生憎とその日は曇天のため人影は僅かだった。

「相談というのはアンベール達のことだね?」

 周りに人のいないテーブルを選び、その席に着くとロードリックはおもむろに口を開く。

「おそらく私に試合を中止させるための助力を乞いに来たのだと思うが、残念ながらそれは無理だ。

 確かに学術科の1年でしかない君に試合を挑むなど、騎士科席次保持者の行動としては決して誉められたものではない。通常なら苦言のひとつも呈するところではある。

 しかしながら、これは君の姉君が出した条件を満たすためのものなのだ。君と闘って強さを示すと言う条件をね。

 それに対し、私が口を挟むことなど出来はしない。

 唯一、彼等を止める方法があるとすれば、それは姉君が条件を撤回すること。それ以外にはないだろう。」

 ロードリックの言うことは極めて正しかった。イルムハートもそれくらいのことは理解している。だが、彼の目的は他にあった。

「この程度で姉さんが条件を引っ込めるなんてことは無いでしょうね。

 なので、別に仲裁をお願いしようなどとは考えていません。」

 イルムハートはそう言って苦笑して見せてから、すぐさま真剣な表情へと変えてロードリックと向き合う。

「今日伺ったのは貴方に剣の試合を申し込むためです、ダウリン先輩。」


 思ってもみなかったイルムハートの台詞にロードリックは唖然とした。

 がしかし、すぐさま立ち直りイルムハートの意図がどこにあるのかを考える。

(もし席次1位の私が先に勝てば、強さでは敵わないと見て他の者が諦めるだろうとでも思っているのか?)

 だとしたら、少しばかり考えが浅いと言わざるを得ない。ロードリックはそう思った。

「……彼等の目的は、あくまでも君と闘って力を示すことなのだよ。

 とりあえず君に勝ちさえすれば良いのであって、何も勝者の中で一番になる必要は無いんだ。当然、私と闘って勝つ必要も無い。

 だから、仮に私が君に勝ったところで、それは彼等を諦めさせるだけの理由とはならないんだ。」

 何故、私が試合をしなければいけないのか?などという愚問は口にしなかった。

 おそらく、ロードリックがマリアレーナに対し交際を申し込んだ中のひとりであることくらいイルムハートも承知しているはずだからだ。でなければこんな申し出はしまい。

 なので、ただイルムハートの考えの誤りを正そうとしただけだった。

 しかしイルムハートとって、そう反論されることも想定の範囲内である。

「単純に僕に勝ちさえすれば、それで”同じ立場”なれるのならそうでしょうね。

 ですが、実際にはそうはならないと思いますが違いますか?

 勝者が何人もいれば、今度はその中での序列付けがされるはずです。”格”による序列が。

 もし圧倒的に格上の相手が姉の交際相手候補として認められてしまったら他の方はどう思うでしょうか?

 たとえ僕に勝っても到底”同じ立場”に並ぶことは出来ない。だとすれば、試合をすること自体無意味だと、そう考えるのではないでしょうか?」

 ロードリックはイルムハートの言わんとしていることを理解し、そして思った。確かに一理あると。

 イルムハートと試合をして勝てば条件をひとつクリアしたことにはなる。だが、それで終りではないのだ。

 次はイルムハートに勝った者達の中での競争が始まる。

 それがどんな争いになるのかはマリアレーナ次第だとしても、少なくとも貴族である以上家柄等の”格”が大きく影響して来るのは当然と見るべきだろう。

 残念ながらロードリックは子爵という下級貴族の出でしかない。

 だが、席次第1位という地位を得た事により、今や伯爵家どころか公・侯爵家の子女にすらひけを取らないほどの”格”を得るに至っていた。騎士科の頂点に立つと言うのはそれほど名誉なことなのである。

 そんな彼がマリアレーナの交際候補の立場を得た場合、他の者達はどうするだろうか?

 ”格”ではロードリックに到底敵わないと考えたライバル達は、先ずは彼の席次を奪おうと動き出すに違いない。ロードリックがその地位にいる限り、イルムハートと闘ったところで無駄になるかもしれないからだ。

 そうして他の者達の目を自分へと向けさせる。それがイルムハートの狙いなのだとロードリックは感じた。

(随分と悪知恵の働くヤツだな。)

「なるほど、席次という立場を含めて考えれば確かにそうかもしれない。いくら君と闘って勝ったとしても、”格”で追いつけないのであれば試合自体無意味と感じる者も出てくる可能性はある。」

 実を言うとロードリック自身もその”格”というヤツには苦労させれられた口だった。

 彼は最初、自分の家が子爵でしかないことに引け目を感じ、マリアレーナに交際を申し込むことが出来ずにいた。

 何しろ相手は次期辺境伯だ。名家でも何でもないただの下級貴族の子では到底釣り合うはずもないと感じていたのだ。

 だが、その後席次1位を取ったことで彼は自信を付けた。そしてマリアレーナへ交際を申し込んだのだが……その際に例の条件を出されて目の前が真っ暗になる。

 遥か年下の子を相手にすること自体席次1位として好ましくない行為だというのに、ましてや自分から勝負を挑むなどそんな真似が出来るはずもなかった。

 皮肉なことに、せっかく手に入れた地位が逆に彼の行動を厳しく縛りつけてしまったのである。

 それを考えればイルムハートの申し出はロードリックにとっても好都合と言えた。

 手を出したくとも出せない状況のところへ、向こうから跳び込んで来てくれたのだ。しかも試合を申し込まれた側なのだから、例え相手が年下であっても闘いを避けるわけにはいかないという言い訳も立つ。

 なので、これは喜ぶべきことなのかもしれないが……しかし、ロードリックは何か引っ掛かるものを感じていた。

「だが、私がこの先もずっと1位の座にいられるとは限らないぞ?

 もし席次が変わるような事でもあれば、その時はまた別の席次1位と試合をしなければならなくなると思うが?」

「4年の初めに1位になって、それからずっと席次を守り通して来た先輩がそう簡単に負けるとは思えませんが……まあ、もしそうなったらその時はその時です。」

 予想外に軽い口調で答えるイルムハートを見て、ロードリックは自分が感じていた違和感が何かを理解した。

 どうやらイルムハートが試合を避けたいと思っているのは確かなようだった。

 だが、決して闘う事自体を恐れているわけではない。ロードリックにはそう見えた。

(何だかんだ言いながら、ひょっとしてコイツは俺に勝つつもりでいるんじゃないか?)

 ロードリックは改めてイルムハートを見つめ、その力量を測ろうとした。

 しかし、イルムハートはそんなロードリックの意図を知ってか知らずか、あくまで自然体のまま穏やかな笑顔を浮かべている。

 その姿を見て、逆にロードリックは確信した。只者ではないと。

(……なる程な、これならマリアレーナ嬢が自慢に思うのも頷ける。)

 何やら急に楽しくなった。

 こんな年下の子供が本気で自分を倒そうとしているのだとすれば、本来ならその愚かな考えに呆れ返るところではある。

 だが、何故かそんな感情は浮かんでこなかった。むしろ、イルムハートの実力を確かめて見たいという思いすら湧いてくる。騎士を目指すだけあって、基本的には彼も強者との闘いを楽しく思うタイプの人間なのだ。

「……分かった。いいだろう、君の申し出を受けることにしよう。」

 先ほどまでとは打って変わった闘志の籠った目を向けながら、ロードリックはイルムハートにそう告げた。


「あっ!来た来た!遅かったじゃないの。」

 ロードリックとの話を終えたイルムハートとジェイクが”第2食堂”へと向かうと、入り口でライラとケビンが待ち受けていた。

「どうだった?話はついたの?」

 どうやら2人は事の成り行きを心配してイルムハート達を待っていたようだ。

「ああ、なんとか試合を受けてもらえることになったよ。」

 イルムハートがそう答えるとライラはちょっと安心したような表情を浮かべた。

「そう、それは良かったわ。

 ……でも、アナタもとんでもないことを考えるわよね。

 席次1位を”盾”代わりにしようなんて本人が知ったら怒るんじゃない?」

 ロードリックとは彼が勝利することを前提として話を進めはしたが、勿論イルムハートに負けるつもりなどこれぽっちも無い。勝つつもりでいた。

 そしてライラの言った通り、他の挑戦者から自分を守るための”盾”として彼を利用しようと考えていたのだった。

「でも、考えとしては悪く無いと思いますよ。

 席次第1位に勝って見せれば、さすがにもうイルムハート君と試合しようなんて考える人間はいなくなるでしょうからね。

 もし仮に自分の実力を勘違いして挑戦して来る人がいたとしても、席次第1位より強いことを示せなければそもそも試合する資格無しとして門前払いすればいいだけですし。

 どうせダウリン先輩には勝てないでしょうから、どのみちイルムハート君は闘わずして挑戦者を退けることが出来るわけです。

 これは自分の負担を他者に擦り付けようと言う、実に狡猾で意地の悪い最高の方法ですよ。さすがです。」

 どう考えても誉めてるようには聞こえないが、ケビンの場合これでも称賛しているつもりなのだろう。

「全く、先輩もいい迷惑よね。」

「そうは言うけど、僕の身にもなってくれよ。いちいち全員を相手になんかしてられるもんか。

 そもそも騎士科の人間が迷惑掛けて来てるんだから、そのトップに少しぐらい負担を受け持ってもらってもバチは当たらないだろ?」

 ライラの言葉にイルムハートはすねたように口を尖らせる。

「それに、僕の考えには薄々気が付いているような感じだったしね。

 どうも、その上で試合を受けてくれたみたいだ。

 先輩には先輩の考えがあるんじゃないかな。」

「どっちもどっちってことね。まあ、向こうもそれだけの自信があるってことかしら。」

「何しろ先輩は”10年にひとりの逸材”と呼ばれてるくらいの人だからな。当然、それだけの自信は持ってるだろ。」

 そんなジェイクの言葉を聞いてライラは顔色を変えた。

「それって、かなり強いってことなんじゃない?大丈夫なの?」

「まあ確かに強いことは強いけど、そこまで心配することもないと思うぞ。」

「何でよ?だって”10年にひとりの逸材”なんでしょ?」

「でも、この30年ほどの間には”100年にひとりの天才”が2人もいたらしいしな。それに比べれば、まだマシだろ。」

「”100年にひとり”が30年で2人って……全然計算合ってないじゃないのよ。」

「たぶん、その時のノリと雰囲気で呼んでるんじゃないかな。だから、そう心配することは無いって。」

「騎士科って……そんなんでいいわけ?」

 ライラは心底から呆れたような顔になる。

「まあ、この話はこれくらいにして、とりあえず食事を取りに行きませんか?

 あまりのんびりしていると昼休みが終わってしまいますよ。」

 ケビンの提案により、皆は一端話を止めて昼食を取ることになった。

 その後、一緒に食堂へ向かおうとするケビンを見てジェイクが不思議そうに尋ねる。

「ケビン、お前もここで食べるのか?”貴族食堂”じゃなくて?」

「ええ、最近はライラさんや魔法士科の仲間とここで昼食を取っているんです。

 僕、貴族の友達少ないので。」

「えーと……なんか、ごめん。」

「何がですか?」

「いや、何と言うか……。」

「ああ、昼食代貸してほしいんですね?」

「そうじゃなくてだな。」

 ジェイクとケビンがそんな噛み合わない会話をしていると、それを見て先を歩くライラが声を上げる。

「ちょっと、早く来なさいよ!時間無くなっちゃうでしょ!」

 ジェイクにケビン、そして何故かイルムハートまで怒鳴られてしまった。

「なんか……アイツがリーダーみたいだよな。」

 そんなジェイクの呟きに苦笑いで頷きながら、3人は慌ててライラの後を追うのだった。

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