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アルモアの星伝説  作者: トド
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第七話 ジュダへの旅

 早朝ドルドガの村を出たアレン達は、南へ南へと進み、深いドルドガの森を抜け、陽が沈む前には何とかアルメス山脈の入り口にたどり着いた。

ここから先の峠は険しく、しかも迷路のようになっているので、夜は危険でとても進む事は出来ない。

今日はここで野営し、明日の夜明けと共に旅を続けるのが、旅人の常道なのであった。


小さな沢の近くの平たい場所に、少し大きめの石を集めてかまどを設え、エレナとリサは夕食の準備を行い、俺とネイルで焚き木を拾い集めながら、魔物が潜んでいそうな場所はないか、入念に周辺の調査を行った。


平和な時代であれば、日帰り程度の旅なら一人で行えたが、それでも野営となると話は別である。夜は獣や魔物が活発に動くため、必ず見張り役が必要になる。まして頻繁に魔物が徘徊しだした今では、最低でも七名のパーティが必要であろう。

それを四人で旅をしているのだから、いくら腕の立つアレン達でも十分な警戒が必要なのだ。


干し肉とチーズとパン、それに即席のスープという簡単な夕食を取ったあと、エレナとリサは大きな岩の陰に寝そべって、何やら楽しそうに話をしていたのだが、気が付くと二人ともぐっすりと眠っていた。丸一日歩いたので、よほど疲れていたのだろう・・・。


身を寄せ合って眠っている二人の姿を見ていると、まるで仲の良い姉妹のようだった。

実際リサはエレナにすっかり懐いて、何をするときもベッタリとくっついて離れない。

エレナもそんなリサが可愛くて仕方がないようで、とてもよく面倒を見ていた。

これなら、ジュダの街で暮らすようになっても、きっと仲良くやっていけるだろう。

俺はそんな二人の寝姿を見て、嬉しく思うのだった。


夜も更けて来たころ、ネイルは周囲に魔法陣を描き、独自に編み出した魔法の結界を張り巡らせた。

弱い魔物ならこれで進入を防げるし、怪しい者が結界に触れると分かるので、安心して眠れるそうだ。

一人で活動しているネイルの知恵なのだが、通常トレジャーハンターは、最低でも4名以上で行動するものだ、いくら腕が立つと言っても、こんな危険な仕事をたった一人でしているのを不思議に思った俺は、その訳をネイルに尋ねた。


「あぁ、それね!」


「あんたには信じられないかもしれねえが、時と場合によっちゃ、一番怖いのは魔物ではなく、人間・・・・ってこともあるんだよ」


「特に、欲がからむとな・・・」


そう言うとネイルは遠くを見つめ、何かを思い出していたようだったが、


「そろそろ寝るぜ、明日も大変だからな・・・・」


そう言うと帽子を目深に被り、腕を組んだまま動かなくなった。


し~んと静まり返った夜の闇に、時折風に揺られた木々がザワザワと音をたてる。

その音と共に、焚き木の炎の揺らぎが影となり、ゆらりゆらりとうごめく怪しい生き物のように見えるのだった。その様子を見ているうちに、アレンもいつしか目を閉じて、心地よい眠りに落ちていった・・・。



エレナに起こされて目を覚ますと、すでに朝食の準備が整い、ネイルはコーヒーのお代わりをリサに催促していた。


夜明けと共にアルメス山脈の峠道に入り、標高3000メートルの高原を抜け出たのは、山に入って五日目の、陽が傾き始めた頃だった。


峠道ではほとんど迷う事もなく、順調に進めた。

出現した魔物はコボルトやゴースト、それにちょっと厄介な大サソリなどだが、ドルドガの廃鉱のように暗くて足場の悪い場所ではなく、白昼の峠や高原と言った広い場所での戦いなので、慌てる事もなく、四人の連携プレーで危なげなく戦う事が出来た。

そしてこの頃には、俺もようやく魔法を使えるようになっていたのだ。


ヒール   味方単体の体力を40ポイント程回復させる

キュアー  毒状態を回復する

レイズ   戦闘不能から復活させ、体力を10%回復させる


以上3つの特殊技能を習得した。

実戦でのダメージが、俺の潜在能力に魔法を促進する効果をもたらしたと思われる。

実際エレナの回復魔法には、度々お世話になっているのだから。


アルメス山脈を抜けた俺達は、草原を北へ進み、大きな河の畔で野営の準備をした。

この河はセリーズ河と呼ばれ、対岸は遠く霞んで見えないほどの大河であった。

この大河の中頃に島があり、そこには高い塔がそびえ立っている。

その塔が夕陽に照らされ、とても神秘的に輝いて見えたので、エレナはネイルにこの塔の事を尋ねた。


「ねえネイル!あの高くそびえる塔は何ていうのかしら?」


「あぁ、あれは星見の塔だぜ」


「星見の塔?」


「何でも星の研究をする連中が集まっているらしい」


そう聞いた途端、リサは「あっ!」と声を出し、目を輝かせながらネイルに尋ねた。


「ねぇ、ねぇ、あの高い塔に登ったら、星が取れるのかな?」


「う~~む・・・・」


しばらくネイルは考えていたが、


「ひょっとすると、取れるのかもな?

星って、売ると結構いい値がつくかもしんねえな・・・」


と、ずる賢い悪人顔をしてリサに答えていた。


(それって、まさか本気で言っているのだろうか?俺はちょっと気になったのだが・・・)


「今度行ってみようか?」


とリサは興味津々でネイルと話している。


ネイルも

「そうだな、行ってみる価値はあるかも・・・」

と、まじめに答えていた。


(ネイル、あんた本気なのか?それともリサをからかっているだけなのか?)


俺はネイルの本心が分かりかね、結局そのまま黙ってエレナと夕食の準備に取り掛かった。


陽が落ち、辺りは真っ暗になったが、遠くに見える星見の塔には灯りが灯っていた。

ここからは遠く離れているので、どうこうする事などできないのだが、それでもそこに人の営みが感じられるものが見えるだけで、なぜかホッとするのだった。

空には満天の星が輝き、旅に出て十二日目の夜も静かに更けていった・・・・。


十四日目の早朝、俺達はダージの森と言われる、原生林の生い茂る深い森に入った。

入り口には女神像の泉があり、そこで少し休憩を取って装備を整えた。

実はドルドガの村を出る時、ソーネリアの兵士からある噂を聞いていたのだ。


「あんた達、ジュダの街へ行くのかい?

だったら、ダージの森には気を付けるんだな。

何でもあの森に、木の化け物が住み着いたって噂だからな」


当然の事ながら、森の中は四方八方すべて木である。

つまり、どこから魔物が襲ってきてもおかしくない状況なのだ。

俺達は無駄口を叩かず、周囲の気配に神経を尖らせながら、まだ霧の立ち込める森の中を慎重に進んだ。


二時間ほど歩いた頃だった。ネイルが異変を感じて口を開いた。


「おかしいな・・・。

この前来たときは、確かにこの道を抜けたんだが・・・・」


見るとその先は行き止まりになっていた。


「仕方ない、オレの勘違いか、少し前まで戻ろう」


そう言って道を戻り始めた時・・・。


「ありや、元来た道が行き止まりになっているぜ?!」


ネイルがそう言った瞬間、エレナは目の前の木に向かって勢いよく矢を放った。

巨木がわずかに動いたのを、見逃さなかったのだ。


グオーーーーーッ!!!


道を塞いでいた木に矢が刺さった途端、クワッと赤い目を剥き、ウロのような大きな口を開いて吠えたかと思うと、アレン達に襲い掛かってきた。


それは人面樹という魔物であったが、とにかく強かった!

今まで戦ったどの魔物とも、強さの質が違っていたのだ。

巨木の化け物は表面が硬く、ムチや剣、弓矢といった物理攻撃があまり効かなかったのだ。

この人面樹に対して有効な物理攻撃となると、斧での攻撃ぐらいかもしれない。

先に攻撃を仕掛けたアレン、ネイル、そしてエレナは、自分たちの攻撃があまり効いていない事に焦っただけでなく、敵の異様な攻撃方法にも驚かされた。


人面樹は木の葉を吹きかけ、アレン達の視界を遮ると同時に、地中に張り巡らした根を地面から出すと、まるでムチの様に振り回して攻撃を仕掛けて来たのだ。

アレン達が慌てたのも無理はなかった。


しかし、そんな不利な状況を覆したのは、リサの魔法だった。

リサの放つ強力な炎の魔法は、渦を巻きながら人面樹の木の葉を焼き払い、そしてウロのように開いた魔物の口の中で、一気に爆発して燃え広がった。

この一瞬で、すでに勝負は決したのだった。

人面樹は炎に焼かれながら、断末魔を上げて地面に倒れた。


この見事なリサの攻撃を見たネイルは、


「おい、おい・・・マジかよ・・・・。こんな魔法使い、今まで見た事がないぜ・・・」


と驚いていた。

俺はネイルの驚き方が半端ではなかったので、その理由を尋ねると、彼が言うには、リサは炎を自分の意志で自在に動かしている・・・というのだ。

炎系の魔法は暗黒魔法の基本だが、レベルによって威力の強弱はあれど、あんな事が出来る魔導師は今まで見た事がないそうだ。

しかもリサの使える魔法は、ファイアという初級の暗黒魔法である。あれがそんな単純な魔法である訳がない・・・と言うのだ。


「アレン!とにかく、あいつは怒らせねえ方がいいぜ!

子供ってのは加減を知らねえからな・・・」


そう俺に忠告してくれた。


(いや、一番気を付けないといけないのは、ネイル、あんただろ!)


ダージの森を抜けたのは、陽が西に傾きかけた頃だった。

全部で八体の人面樹を倒したが、そのうち五体をリサの魔法で、三体は爆弾を使って倒した。


そして旅を始めて十六日目の朝、ようやくジュダの街に到着した。


「わーーーい!着いた、着いた!!」


リサはピョンピョン飛び跳ねて喜んでいる。


「よお!やっと着いたな!!」


ネイルは、やれやれ・・・と言った感じで大きく伸びをした。


「へ~~っ。ここがジュダの街か・・・」


魔導師の街というから、なにか怪しい感じのする街かと思っていたら、色鮮やかな建物が並ぶ、綺麗な街だった。

それと俺たちは勘違いしていたようで、ここは魔導師の街と言われているため、ここの住民はみんな魔法使いだと思っていたのだが、実際は全く違っていた。

魔法使いとか、魔導師と言われる人は、この街のほんの一握りの人達だけなのだ。他は全く普通の人たちで、ごくごく普通の生活を送っているのである。


リサにその点を聞いてみると、魔導師の数が少ないのは、「なりたくても魔導師になれないから・・・」だそうである。

つまり魔導師になれるのは、厳しい試練に耐えられる、才能のあるごく一部の限られた者だけ・・・なのだそうだ。

そしてこの街が賑やかなのは、この街が魔導師たちに守られて安全だから、おのずと人が集まって来ると言う事だった。人と魔物が共存するこの世界なら、誰しも安全な場所に住みたいと思うのは当たり前の事なのである。


「広くて綺麗な街ね!」


エレナも嬉しそうにしている。


「おい、おい、あまりキョロキョロするなよ!田舎者に見られるぜ!?」


俺とエレナが物珍しそうに辺りを見渡しているので、ネイルにバカにされてしまった。


「田舎者で悪かったな!!」


エレナはともかく、確かに俺は田舎者なのだ!


「ともかく、俺はこの赤い結晶石を依頼人の所へ持っていくのが先だ!

へっ、へっ、へっ・・・。報酬が入れば、パブでちめたいビールを飲んで~。かわいいバニーちゃん達と・・・。うへ、うへ、うへ・・・・」


ネイルはすでに、鼻の下が伸びたダメなヤツになっていた。

そして、そのダメな顔つきで、アレンに向かってとんでもない爆弾発言をしたのである。


「どうせお前たちは、しばらくこの街にいるんだろ?

アレン!!そのうちお前もいい所へ連れて行ってやるぜ!!」


「え?いい所って?」


「へっ、へっ、へっ・・・。

レディの前では恥ずかしくて言えない所だよ!!じゃあな!!」


そう言うと、一目散に走り去った。


リサはネイルに向かって、「あほーーーーっ!!変な事言うなーーーーっ!!」

と怒鳴っている。


だがアレンは、ネイルの放った一言で、完全に固まってしまっていた。


(はぁ?一体何を言っているんだネイルは!レディの前では恥ずかしくて言えない所だなんて・・・)


(え?でも、それって、もしかして・・・・)


(いやいやいやいや・・・・。そんな恥ずかし所へなんか行けないだろう!)


(えっ?いや、ちょっと待て待て! そんな所・・・って、どんな所か俺知らねえし・・・)


(マ、マジかよ?ネイルの奴、俺をからかっているんじゃないだろうな?)


(も、もし本気なら、別に行ってもいいかな・・・。だって俺、どんな所かも知らねえし・・・。社会見学のつもりで・・・。いやいやいや、やはりそれはマズイだろ!)


などと、自問自答を繰り返していたが、はっ!と気づいて後ろを振り向くと、エレナがすごい顔で俺を睨んでいた。


「ギクッ!!」


心臓が飛び出そうになり、全身から一気に汗が噴き出すのが分かった。


「と、とにかく、家においでよ。それからリサのおじいちゃんを紹介するから・・・」


空気を読んだリサが、慌てて俺とエレナの間に割って入ったが、俺はエレナのジト目に耐えられず、つい、うつむいてしまった・・・。


(しまった!自分の非を認めてしまった!!)


(でも、俺は悪くない!悪いのはネイルだ!!)


と、心の中で必死に弁解するが、悲しいかなエレナには伝わらなかった・・・。


「リサ、よろしくね!」


エレナはそう言うと、俺を無視してリサと二人でどんどん先へ進んで行く。


(くそっ!ネイルの奴!!こうなったら絶対に連れて行ってもらうからな!!)


俺はそう決心し、トボトボと二人の後ろを付いて行くのだった・・・。


リサに案内された家は、この街でも一番大きくて立派な、まるでお城のようなお屋敷だった。リサが良家の子女だったなんて、俺もエレナもビックリだ。


そこでリサの母親と会い、これまでのいきさつを説明したのだが、説明したのはリサなので、もちろん自分に都合の悪い事は一切喋らず、こうなった事をすべて魔法のホウキのせいにしていた。


いや、俺たちもそう聞かされているのだが、リサの素行を見ていると、どうもあまり当てにならないような気がして来たのだ。

しかし母親はそんな事よりも、娘が無事に帰って来た事を喜び、俺達にとても感謝してくれた。そして、好きなだけここに居くださいと言ってくれたのだ。


もちろん、「リサのおもりは大変だったでしょう?」と労いの言葉も忘れずに掛けてくれたのである。


次に案内されたのは、リサの家から北へ歩いて十分ほどの所にある、巨大な塔であった。

魔法使いの塔と呼ばれ、見る者を威圧する黒い立派な塔だ。


俺とエレナは、その塔の威厳に圧倒され、一瞬中に入るのを躊躇したが、リサはお構いなしにスタスタと入って行く。


恐る恐る中に入ってみると、外見と中身は全く違う雰囲気であった。

広い塔の中では、たくさんの人が集まっていた。

魔法ショップで買い物を楽しんだり、訓練施設で魔法の練習を行ったり、友達同士でおしゃべりを楽しんでいたりと、とても活気あふれる場所であった。


そんな周りの様子に気を取られ、気が付くとリサはずっと先の”関係者以外立ち入り禁止”と表示された所まで進んでいる。

慌てて追いつくと、リサはそこで呪文を唱え、セキュリティーを解除した。

どうやらこの先は、一般の者は入れないようである。


それからしばらく進むと、何故かリサが急にソワソワし始めた・・・。

そして不意に立ち止まり、及び腰で何かをジ~ッと見ている。その視線の先には「教員室」と書かれていた。

少し様子をうかがった後、エレナの袖をつかみ、陰に隠れるようにコソコソと歩き出した。

そしてその場所を過ぎると、今度は逃げるように速足で歩き出すのであった。


(なんか変な動きだな・・・。意味がわからん)


俺は不審に思いながらも、リサの後ろを速足でついていった。

そして塔の一番奥にある会議室に近づくと、中から何やら話し声が聞こえてくるのだった・・・。


「いや~~、だんなにお見せしたかったな~。このオレの活躍を!!

50匹、いや100匹近くいたかな?」


「ほほう・・・。それだけの魔物どもを、お前さん一人でやっつけたと言うのかね?」


「ええ、もちろんです!このオレのムチにかかれば、魔物の百や二百、物の数ではありませんぜ!!」


「それは頼もしい。では次の依頼もネイル、お前さんに頼むとしよう。だが、今度からはもう少し迅速にお願いするぞ!」


「は、は、は・・・。いやだな~ガルダインさん、仕事はとっくに済ませたんですよ。

だけど、ちょっと面倒な事を頼まれちまってね。オレって困っている人を放っておけない性格だから・・・」


「実は小うるさいガキ一人と、若者二人をこの街まで連れて来る羽目になっちまって、それで手間取って遅れたんですよ。

オレ一人ならアッという間にここまで帰ってこられたんですが・・・」


そこまでネイルが話した時、勢いよくドアが開いた。


バ~~~~ン!!


「こら!ネイル!!誰が小うるさいガキなのさ!!」


リサが真っ赤な顔をして怒鳴った。


驚いたネイルは、椅子から転げ落ちている。


ガルダインはそんなリサの姿を見ると、思わず立ち上がった。


「おぉ!!リサ!お前、今までどこへ行っておったのじゃ!!

心配させおって!!!」


暗黒魔導師の総帥と恐れられるガルダインに、これだけの動揺を与える事が出来るのは、世界広しと言えど、この少女だけであろう。

何しろリサはガルダインにとって、目の中に入れても痛くない孫なのだから。


「おじいちゃ~~~ん!!」


リサはガルダインの姿を見ると、もう突進で飛びついた。

ガルダインはそんなリサの頭を「よし、よし・・・」と、愛し気に撫でている。

誰が見ても、孫を可愛がる普通のおじいちゃんであった。


それを見たネイルは、ズッコケたままビックリ仰天している。


「ぎょっ!!こりゃ、いったいどうなってんだ?」


ネイルはしばらく固まったまま、動くことすら出来なかった。


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