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死神坊や  作者: ピコ
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二話 殺し屋デビューの話

そんな血に染まった僕も今や18歳!正直勉強は嫌い。けど自分の証明って訳では無いけれど存在価値みたいな目に見えないモノを他人に委ねる場所として学校という場所は都合がいいので通っている こんな僕でも人並みの普通な生活ってのに憧れはあるからさ、、、チクショー!なんで僕はこんなに殺人欲求を持ってるんだ!!なんて思う時期もあったけれど。今はまぁ上手いこと折り合いつけてなんとか生活してる。


今は1人暮らしをしているのでそこから一駅の公立白石高校へと通ってる。楽しい!って訳では無いけれど特に不満も無く通ってる

子供の頃みたいに後先考えず人を殺す事も無くなったしね。

まぁ生活費や学費のために殺し屋みたいな事を生業にしてるから殺しは未だに続けてるけれど後処理やらなんやらは勝手にやってくれてるのでほぼ捕まる心配も無いし楽なもんだ。

14の頃に奴に会ってから僕は殺し屋をやってる。奴ってのはまぁヤクザ屋さんなのだけれども、、、僕が殺しをやってるとこをたまたま見られたみたいでスカウトされた。


「人を殺す事に罪悪感や嫌悪感を抱かないのかい?」


彼はまだまだガキだった僕にそう問いかけてきたが僕は全く無いよと答えた。確かその時は因縁つけてきた酔っ払いを河原で殺した時だったかな。


「名前は?」


と聞いてきたので「死神坊や」と答えた

その答えを聞いた彼はケラケラと笑って好きに使ってくれていいと携帯電話をくれた。

ただし非通知の電話は必ず出ろってのが条件だった。

彼とはアレ以来会っていないが非通知が鳴る日は死人が出る日。だいたい年に2〜3回だけれどそれで生活費やら何やらは賄えるので悪い話では無い

正直人を殺して金を得られるなんて凄く天職だと思った。つくづく僕は殺人鬼としてのレールを歩んでるんだなと思ったけどまぁそれで良かった。とにかく学校へ行こうっと

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