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美化、出来ません

作者: 朝日散々


記憶の片隅にある あなたのことを

ふと 思い出しました


今 あなたはどこにいますか


今 あなたはなにをしていますか


思い出したら

途端に懐かしくなって


あれやこれや 考えてしまいます



あの時心が跳び跳ねた

この時心を鷲掴みにされた


懐かしくて

もう少し この気持ちに

浸っておきたいと思ってしまいます




あなたと私の相性は けして良くはなかったと

今でもずっと思っています


性格だって

趣味だって

思考だって


全然違いましたから


でも唯一同じだと思ったことは

隣にいる時の 空気の感じ方でしたよね






最後になりますが


思い出とは美化するものと言いますが

私にとってあなたとの思い出は

あまりにも美しさで満ち溢れていまして


これ以上

美化仕様がないのです





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