法
更正の余地が無くなることは
道徳上よろしくないのだろう
だからこそのこの世の中
この法律
だが
だからこそ人を騙し人から奪う人は減らない
このままでいいのか
道徳上の問題と天秤にかけて
奪う人がいない世界と
どちらが望ましいか
圧倒的に後者
どう考えても後者に魅力を感じる
何度も騙されながら今日まで生きてきた身としては
そして今鉄格子の中に閉じ込められている身としては
圧倒的に後者
考える余地もない
自分の頭と思考がおかしいのだろうか
どちらかというとおかしいのだろう
その
詐欺=死刑が実現していないところを見ると
いや
狭い
奪う=死刑
こうだ
実現していないということは
一般的に正しいとされているのは現在の法で
自分の思考が少数派
ということになる
だが
このままでは奪われ騙され閉じ込められる人も
奪われて空っぽになる人も
必ずまた出てしまう
それが正しい世界の在り方だろうか
間違っている
間違いなく間違っている
どうにかしなければならない
なんとかしなければならない
間違っていることに気付いているのは
おそらく自分だけではないだろう
だが
法は現在の法
変えようとした人は過去にいたのだろうか
いないことはないだろう
それでも力及ばず法は変わらなかったのだろう
それもそうだろう
おそらくそんな主張を大声でしたところで
まともにとり合うこともされず
揉み消され無かったことにされ
法は変わらず続くのだろう
それはわかる
だが
何もしなくていいのか
今のままでいいのか
このまままた新たに奪われる人が
被害者が増えていいのか
いや良くない
断じて良くない
所詮人が作った法
絶対ではない
人が作ったものならば
人が変えることはできるだろう
やらなければならない
この鉄格子の外に出た先で




