やっと
やっと7話目です、そろそろログインしたい…
ブックマークしてくれた方ありがとうございます!
今回もよろしくお願いします。
ソフトのインストールとヘッドセットのセットアップ、脳波の測定などゲームに入り込むための準備を終え、MWOをプレイする準備は万端だ!と何気にゲームを遊ぶのを楽しみにしている自分に気づき苦笑いを浮かべていると、携帯からメッセージアプリの通知音が聞こえた。
「裕二か昴かな…っとなになに」
発言主は想像した通り裕二からだった、通知に気づかなかったが昴からもメッセージが来ていた。どうやらセットアップに夢中で気付けなかったみたいだ。謝っておこう……。トーク履歴を見てみると、2人とも宅配が届きお金は不要と言われたらしい、そしてシリアルコードの書かれた厚紙でできたチケットのような物も同封されていたらしい。あれ?僕見てないような……いや、それらしき物は見たような、ヤバイ探さなきゃ。
緩衝材やダンボール箱の中をかき分けるとMWOと表面に書かれた封筒を見つけた。よかったぁ……なになに。
「72gf Mkfg Wnjf Obao……なんというか、適当?まあいいや、どこに入力すればいいのかな」
と、独り言を呟きながら封筒に同梱されていた説明書らしき物を読むとMWOのメニュー画面にシリアルコードを打ち込むページがあるらしく、指示に従いシリアルコードを入力するとポップアップが表示された。
「なになに……全シリアルコードの入力が確認されました。これからMWO正式オープンセレモニーを開始いたします。時刻は今から2時間後の24時より開催の予定ですのでシリアルコードを入力したプレイヤーの方々、及び入力されていないプレイヤーの方々、キャラメイクなどの準備がお済み次第ログインをお願い致します……?裕二と昴の方にも出てるのかな『ピコンッ』噂をすれば……出てるのか」
『おい!2人ともセレモニーだってよ!ログインするか!?』
『テンション高いね裕二、僕はログインしてみたいかな、明日は祝日で休みだし』
『俺もログインしてみる、キャラメイクが終わったらだがな』
『よっしゃ!じゃあキャラメイク終わって中入ったら一旦ログアウトして集合場所決めて集まろうぜ!』
『うん、わかった』
『了解だ、じゃあまた後でな』
『おう!』
『また後で!』
そうして僕らはMWOの世界に入る。
そこから僕らの新しい日々が始まったんだ。
やっとログインしました!遅いんだよ!ここからようやく始まりって感じです、これからの展開をお見逃しなく!
誤字脱字などあれば教えていただけると幸いです!
では、次回もお願いします!