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ようこそ、夢の牢獄へ  作者: 看守長と囚人たち
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ルール説明

 この作品は、読者の皆様と一緒に物語を創っていく読者参加型企画小説です。


 読者様には夢の中の囚人として参加して頂き、謎の監獄「夢之塔ゆめのとう」から脱出して頂きます。

 夢之塔とは、この小説の登場人物となる読者様のキャラクターが見てしまう夢の中の牢獄です。

 他の読者様と協力して脱出するのも良いですし、夢之塔の謎を解き明かすべく探索するのも自由です。


 この小説に参加したい方々は、自分の分身となるキャラクターを私、水音ラルのメッセージボックスへ送信して下さい。以下にテンプレを貼っておきます。




名前:

性別:

容姿:

性格:

詳細:

能力:※夢の中でのみ使える特別な力です。この欄はあってもなくても構いません。ただし、能力を記載した場合はそれ相応のデメリットが存在致しますので予めご了承下さい。(なお、デメリットに関しましては下記に記載致します)




 能力につきましては、「炎を自由自在に操る」や「時を止める」といった超常的なものでもOKです。

 ただし、能力を使うとその度に「睡魔」に襲われ、最悪の場合昏睡して身動きが一切とれない状況に陥ってしまいますので御了承下さい。

 能力がない場合は、現実世界よりも僅かに身体能力が上がります。具体的な例としていえば、100m走を10秒を切るスピードで走ったり、軽自動車に轢かれた程度では骨折しない程度の身体強化です。




 続きましては、夢之塔に出てくる囚人たちの敵についてです。

 夢之塔には囚人以外に人間は存在せず、番像ばんぞうと呼ばれる謎の力で動く石像が数多くたむろしています。

 主な対処法としては、敵の移動範囲外のエリア(移動範囲については下記の夢之塔の構造に記載)まで逃げ切るか、能力で撃退するかです。

 石像と言うだけあってそう簡単に壊れることはなく、能力を持っていないキャラクターは逃げるか隠れるなどの対処をしなければ乗り切る事が出来ないでしょう。牢屋の中へ籠城すれば襲いかかってきませんので、その特性を利用すれば一命を取り留める事が可能です。(ただし、牢屋には鍵が掛かっている事がありますのでご注意下さい)

 番像は例え壊されても、一時間もすれば再生するので、倒した後も決して油断しないで下さい。

 番像の種類は様々で、西洋騎士甲冑の姿をした人型から、トロールのような巨人型。動物の形をしたライオン型、タカ型などが存在します。

 

 それぞれの番像の特徴は以下の通りです。




人型:西洋剣と盾を持っており、夢之塔に最も多く存在する番像。

大きさは約2m近くあり、動きは若干遅い。

逃げ切るのは容易いですが殺傷力は異常に高く、一撃でも食らえば致命傷になりかねないので背後からの奇襲には注意が必要です。


巨人型:でっぷりと太った胴体に4m以上の大きさのある番像。

動きは人型よりも遅いですがその巨体故に歩幅が大きく、人型より移動速度が速い。

巨大な棍棒を片手に囚人へと振り回し、一撃でも食らえば即死してしまうのでご注意下さい。

対処法として、巨人の頭部には大きな一つ目があり、そこに衝撃を加えれば一撃で倒せます。


ライオン型:文字通りライオンをかたどった石像です。番像の中では最も速く、襲われれば致命傷は免れないでしょう。仲間との協力が必須です。


タカ型:番像の中で唯一空を飛ぶタイプです。襲いかかってくることは勿論、鳴き声を出して他の番像を同じエリア内から呼び寄せたりもするので、的確な対応が求められます。


その他にも特殊な敵が存在しますが、それはまたある程度物語が進展した際に説明致します。




 続いては、夢之塔の構造についてです。

 夢之塔の外部構造は巨大な塔の形になっており、内部は66階層の広い牢獄が存在します。

 第一階層と最上階を除いた各階層ごとに東エリア、西エリア、南エリア、北エリアの四等分に管理されています。

 各エリアには看守役を担う番像が必ず一体存在し、その番像が各エリアへ通じる扉の鍵と、その階層の牢屋の鍵を持っています。

 各階層によって内装が大きく変わっており、レンガで造られた壁だけの質素なものもあれば、ファンシーなぬいぐるみが大量に置かれているメルヘンな階層もあります。牢屋もそれに合わせた造りとなっています。

 各エリアを隔てる壁には鉄製の扉があり、看守役を任されている番像が所持している鍵かピッキング、壁抜け等の能力が必要になります。

 また、番像に見つかった状態でエリア外から脱出し、扉を閉めずにそのまま放置していても、敵が別エリアへ移動する事はありませんのでご安心ください。


 各階層のどこかのエリアには、必ず下りる階段か登る階段が存在します。キャラクターは各階層を抜ける毎に夢之塔から一時的に脱出し、現実世界に戻れます。(ただし第一階層と最上階は除く)

 しかしもう一度眠れば、着いた階層の牢屋で目が覚めます。


 塔の壁には窓は付いておりますが丈夫な鉄格子が設けられており、如何なる・・・・能力を駆使しても破壊することはできません。

 更に、能力で小さくなったり壁抜けなどの能力を使って外部へ出た場合は、即刻昏睡状態に陥り墜落死してしまいますので、くれぐれもそのような行動をしないようご注意下さい。(ゲーム的に言えばルール違反にあたります)


 最下層は最も広い空間になっており、スタジアムクラスの広さがあります。

 ここには一枚の巨大な門以外に何も存在せず、この門を開けて脱出すればクリアとなります。

 逆に、上へ行けば行くほど空間は狭くなり、牢屋の数も徐々に減っていきます。そして最上階には夢之塔の看守長が存在し、この監獄の謎が解き明かされることとなります。(ちなみに、参加者が最初に収容される階層は30~39階層のどこかになります)

 どちらも事実上のゲームクリアとなりますが、謎を解き明かさない限り、再びこの夢の牢獄へと囚われてしまうでしょう……。

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