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因果おっほぉおおおお!

レンファウは魔法にかけられてどうなったのか?というかアンジェロは死んだのか!?

「え?」


アンジェロ・ジャッシュは意識を取り戻し、自分の異変に気付いた。

先ほど、身体が裂かれ、全身から血を吹き出したような衝撃があったのに、なんの異常もないのだ。しかし、着ていた上着は、ボロ雑巾のように裂けている。


間違いなく自分は、何かしらの攻撃を食らったのだ。


「目が覚めましたか、アンジェロさん」


レンファウ議員の部下に扮する、俺こと、ジュン・キャンデーラ、改め、ジューン・ブライドは優しく話しかける。


「ん……私は、一体なにをされたんだ?」


呆然としているアンジェロに、ランセが腰を下ろして語り掛ける。


「先ほどの女奴隷の固有スキルのようです。『言霊』で対象に攻撃を与える能力のようで、アンジェロさんを殺そうとしたようです」

「なんだと……?」


アンジェロが起き上がると、目の前には布で縛られて口がふさがっている、さきほどの奴隷女が。

鎖が天井のフックにひっかけられて、吊るしあげられていた。


「この奴隷が私に?傷は誰が?」

「私の部下であるこの人が、治癒士のスキルを持っていまして、アンジェロさんの治療をしてもらいました」


そう言ったレンファウ議員を見て、アンジェロは首をかしげた。なんだか先程よりもたどたどしいか?


「どないします、アンジェロさん」


レンファウの部下の一人が声をかけてきて、アンジェロは何をだ?と問い返す。


「あんたを殺そーとしたクソ女や、今ここで殺した方がええんちゃう?」


ロッソの言葉に、吊るされた女奴隷は、声が出せないので、うーうー首を振って、必死に懇願する。


「いーや、普通に犯します。そしてその後、私の部下を使って、四肢を斬り落とします。そしてそうだなぁ、見世物小屋にうっぱらうのもいいでしょう。見世物をさせて、夜は、ヘンタイに客をとらせましょう。私は慈悲深いからね。殺しはしないよ、はっはっはっはっはっ」


アンジェロは、そう言って笑いながら、夫である奴隷の髪を鷲掴みにした。


「お前の女、俺のチンポで、犬みたいに鳴かせてやるよ。よく見とけ、はっはっはっはっはっ」


さっきの命令は続いているからな?と一言添えて、アンジェロは前戯もなしに、後ろからイチモツを挿入した。


「んっ――――――――!!!!!!!!!!」


声を出せない女奴隷は、身体に入ってきた異物に発狂しそうな顔になった。一切濡れていない中の挿入で、激痛が走ったのだろう。


アンジェロは、夫の方をみながら、下卑た表情で腰を激しく振った。


バコバコバコバコバコバコバコバコバコバコ!!!!!!!!パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッアサハパンッパンッパパンッパンッパンッパンッパンッ!!!


そこでアンジェロは違和感を覚える。

妻を犯されているからか辛そうな顔をしている夫。


が。


さっき妻の胸を揉みしだいていた時よりも悲壮さが薄まっているではないか。

つまらない。もう妻を諦めたのか?心が壊れたか?張り合いがないやつだ。


また攻撃されるかもしれないと思ったが、このままでは物足りないため、アンジェロは女奴隷の口を縛る布をほどいてやった。


「さあ!!!旦那に聞かせてやれ!雌犬の鳴き声を!!!!他の男のチンポでよがっている淫乱女奴隷の下品な喘ぎ声を!!!」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!!!


「おっほ、んほっ、んあっ!あん!あっ!!やめ、やめて、やめなさい!」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ


「なんだって?」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ


「んほっ、ん、あんっ、やめなさい!あんっ、わたし!ちがうんっ、」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ


「何言ってんだメスブタ?」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ


「私はレン、ふぉうん、おほっ、んっ、ぬほ、レンふぉ、ううああ、レンファウよ!」


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンパ……


ゆっくりと腰のピストンを止め、アンジェロは女奴隷の髪を引っ張って聞く。


「貴様、今なんて言った?」

「はぁ、はぁ、はぁ、レンファウよ。お願い、話を聞いてアンジェロ」

「どういう冗談だ?」

「はぁ、はぁ、あいつら!あいつら!はぁ、私に魔法をかけて、私を奴隷に変えて、」

「なに?」


アンジェロの表情が、険しくなり、ピーンとその場に張り詰めた空気が流れた。


やばいか!?


俺の額から冷や汗がこぼれた瞬間、パチンッと、高い破裂音が聞こえた。


「レンファウ議員にも、この私にも、失礼が過ぎるだろう、糞ゴミ豚女が!!!!!!」


アンジェロが女奴隷(中身:レンファウ)の頬を平手打ちしたのだ。


「痛っ!本当なのよアンジェロ!私が、レンフ、」


ボゴオオ!!!!


女奴隷(中身:レンファウ)の顔面に、思いっきり振りかぶったアンジェロの右拳が炸裂した。女奴隷(中身:レンファウ)の鼻が折れる音がする。前歯が数本、地面に落ちた。


「おねふぁひ、ひんじて、ふぁたひは奴隷じゃなひ、レンファウよ、レンファふ・ひーワーへふ」


鼻からも口からもだっらだら血を垂れ流して懇願する女奴隷(中身:レンファウ)に、アンジェロは馬乗りになって、何回も顔を思いっきり殴った。


「奴隷の分際で見え透いた嘘もつき、俺の名前を呼び捨てにし!!!!俺の拳を、貴様らのような薄汚い奴隷の血で穢すとは!!!!いまここで殺してやろうか!!!あ”あ” あ” あ”!?」

「ああああああああ!!ああああああああ!ああああああ!!!」


タコ殴りにされ、顔中腫れあがり血まみれになった女奴隷(中身:レンファウ)はついに泣き出した。それで興奮したのか、もう一度アンジェロは女奴隷(中身:レンファウ)に挿入し、数分で果てた。


「ふぅ~」


爽やかな笑顔でアンジェロは俺たちの方を見た。


「どうします?皆さんで輪姦されます?」

「あ、結構です」

「そうですか。では、今日は長旅でお疲れでしょうし、予定通り、ビジネスの話は明日また正午にいたしましょう。よろしいですか?」


アンジェロに突然話しかけられ、レンファウ(中身:女奴隷だった人)は、たどたどしく、あ、それで、と答えた。


「そのレンファウ(女奴隷)、どうなさるんですか?」


俺はアンジェロに親しげに話しかける。


「この奴隷には、もう少し反省させたいので、今から私の部下の中でも、性欲旺盛な拷問官たちが生活する、拷問部屋にぶち込もうと思います」

「そのあとは?」


俺が聞くと、アンジェロはスッキリとした微笑みを浮かべた。


「もちろん。先ほど申し上げた通り、四肢切断。その後は、見世物小屋うっぱらい、売春婦コースになります。もし、あなた方が買うなら、お安くしますよ?」


女奴隷(中身:レンファウ)が、懇願するような顔で、俺を見た。


「ふぁ、たす、へて、おへがひ、おへがひ」


レンファウ・シーワーケルをじっと見て、俺は最上級の笑顔を作る。


「こんな雌豚、タダでもいらないですね」


ああああああああああああああああああああああああ!!!!!


レンファウは絶望に満ちた顔で、絶叫した。


奴隷売買で私欲を満たした悪徳議員は、自ら奴隷となるという顛末に。

物語は次回!いよいよグチモームス城内へ!

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