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感覚は、あてにならない!

感覚は、あてにならない! 8章 急なホラー展開やめてくれー!

作者: 桜島晃月

こんにちは、葉桜 KONです!!

この小説はためていたので、投稿します!

皆さんご愛読ありがとうございます、わたくしが書きなぐったような、小説を読んでいただき、感謝感激であります!わたくしの趣味で始めた、この執筆活動も、1か月がたちました!

これからも、投稿頻度を下げないように頑張ります。

 なんだか、エレベーターが長く感じるのは俺だけだろうか。

「なぁ莉乃、エレベーターって上りの時めちゃくちゃ速かったのに、くだりではめちゃくちゃ遅くなるみたいなことってあるのか?だってもう、3分くらいたつぞ」

「わかんないけど、動いてるのは確かだね。でもゆっくりって感じもしないよ。なんか変だよ」

 やばいこれは、永遠に続くエレベーターなのでは…もしそうだった場合かなりまずい。だって家に帰れないだろ、そもそも学校に帰れない。いろいろな人に迷惑をかけることになる。そして…俺と莉乃が密室にいるということがまずい!!

「どうにかしよう、といっても、この現象は怪奇現象だろう。あまりそういうのは信じないが今目の前に起きてしまっている以上そうするしかない。何か打開策はないか…」

俺は良くても、莉乃が危ない。

なぜなら俺が…莉乃を襲ってしまうかもしれないということだ。

いやもちろん、道徳的にそこまではいかないかもしれない。でも精神的に極限状態になると、何をしでかすのかわからないのが、人間だ。例えば、精神的に追い込まれると自傷行為に至ったり、自殺してしまったりと、俺らが予想できないような行動をする可能性がある。

「そうか、それならいけるかもしれない…」

莉乃が急に、声に出して自分の考えを話は始めた。

「さっき、これが怪奇現象だって言ったよね、でもこれは違くて、動いてないんだよ」

「動いてない、でも落下しているように感じるぞ、それに止まったら、Gが発生して体が重く感じるはずだ。でも本当に止まっているのであれば、脱出できるかもな」

内心は、そんなことはありえないと思っている。正直に言おう…莉乃は頭がよくない…だからたまにこんな素っ頓狂なことを言う。面白いがそんなことはあり得るのだろうか?

「一応、止まっている可能性を信じて扉を開けてみよう」

俺は無駄な知識を身に着けることが得意だ。いや今こうやって使うことになっているから無駄ではなかったが、そのためエレベーターの扉を開ける方法を知っていた。

「ここを、こうやって。あとは、力ずくで…うおー!」

ドアは、ゴゴと音を立て、ゆっくりと開いた。

そこには、普通に俺がさっき見た、塔の外の景色が広がっていた。

「なんだよ、普通に出れたじゃねぇか…でも莉乃すごいな、なんで止まってるってわかったんだよ」

「えへへ、なんとなくそんな気がしたんだよね」

その時に見た空の色は、いつもよりもきれいに感じた。


誤字脱字があるかもしれません!一応こちらでも確認していますが、抜けているかもしれません。その時は遠慮なくご指摘ください!


批評も受け付けております。しかしあくまで批評なので、誹謗中傷はやめてください。


乾燥、メッセージも受け付けております。コメントお待ちしております!(返信は遅れます。すみません)

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