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⑺『闇猫』

⑺『闇猫』



何処からともなくやって来て、何処から何処かへと消えて行く、闇猫の正体。しかし、正体を暴いたところで、一体に何の意味があるだろう。自然に任せて、眺めているくらいが丁度良い、という訳なのだと、確信するに至る。



物事は、アプリオリなものか、アポステリオリなものかで、判断すべきではないだろう。どちらだって、才能じゃないかと思う訳だ。であるからして、自然足る邂逅というものが、自立には一番、最適だと言えるはずだ。



だから、闇猫にしたって、物事の自然の中核で動いているのであって。そのことを深く探る必要性は、全くないのである。全き、前頭葉の指令も聞かず、我々は我々から、我々という我へと漂着するのだ、闇猫にしたって、それは同じことなのである。

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