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目的を失った独りの少女

作者: 西井ぱすこ

私には何も自慢できるものがなかった。

私より綺麗な顔をしている人なんて星の数ほどいる。性格だってお世辞にも良いとはいえない。どころか、面倒な性格をしていると自負している。

何をしても凡人止まりで、劣等感など何度持ったか数えきれない。

だからこそ、今までの人生で唯一夢中になれた曲作りだけは誰にも知られたくなかった。知られたとしても、その存在を私が認識したくはなかった。

実際私よりもよっぽど良い曲を作る人など万と存在するだろう。名を挙げればキリが無い群の中で、周囲を見るなど私にとっては自殺行為そのものだ。

この曲作りまで否定されてしまえば、私はきっと居場所を失ってしまう。


…あぁ、今私は何のために存在しているのだろうか。

曲を作るため?何の為に曲を作っているんだ?……何の為だろうか。

果てしないと思われた自問自答は、割と序盤で詰まってしまった。忙しなく動いていた手が急に止まり、画面を見ていた視線が徐々に落ち込む。


何のために私は…曲を作っているのだろうか。

作りたいから?じゃあこの焦りは何だ。

暇だから?じゃあなぜ寝る間を惜しんでいる。

自信を持ちたいから?今更、なぜ。


必死に考えた理由が冷酷な自分によって粉々にされていく。


「じゃあ、なんで…?」


久々に呟いた私の声は震えていた。

なぜ私はこんなにも焦っているのだろうか。なぜこんなにも恐怖を感じているのだろうか。

そもそも私が曲を作り始めた理由は何だっただろうか。


確か…今の自分を形にしたいから、だったと思う…。

なぜ形にしたいと思ったのだろうか。自分で振り返られるため…?

苦し紛れに思い付いた理由は、空いていた私の胸の穴を埋めるには実に空虚で、何一つしっくりこなかった。


私は今、何を理由にここに座っているのだろう…?

お久しぶりです!

ボケっとしていた変人嘘付き者です!

何がたまに投稿する的なこと言ってんだこの馬鹿は!1か月も放置してるじゃねえか!?

…えっっと、はい。非常にお待たせしてすいません。というか見てくださってくれる方いるんでしょうか…?

そんなことはさておき!やっと投稿できるほどには落ち着いてきました。…まぁ、短編なんですけどねw

これからも少しずつ書いてなる早で投稿したいなと思っているので、どうか見捨てないでくれれば万々歳です…!

てなわけで、そろそろこの辺りで失礼します!またお会いできれば幸いです!!


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