賢いって色々
「な、なんでこいつら倒れたんだ!?」
「な、なぁぁにか、複雑ぅなことをぉ、かぁんがえていませんでぇえしたかぁあ?いや、そ、それだけでぇも流石に3人はぁ倒れたませぇぇんね。」
「やっぱり!頭がいいんだよ君!あはははははっ!」
「どういうことだ…?」
「はははっ!…ふぅ…えっとね、頭脳解析っていうのはね、魔導士に考えてることを送り込んで判定するんだけど、さっきも言った通り、1人じゃ足りなかったりする時もあるの。難しいことを考えてる時は、魔導士1人だとキャパオーバーしちゃうんだよね。あともうひとつ、頭がいい人に対してもキャパオーバーするんだ。普段から複雑なことを考えてるせいっていうか…。とにかくすごいよ!3人もいたのにみんな卒倒したんだから!解析しきるのに10人ぐらいいるんじゃないかな!」
「俺、ちょっと色々考えてたんだが…」
「いやいやいやぁぁ!普通ぅぅの人だったあら、よぉっぽぉおど難しぃぃいこぉとをぉ、考えてぇなぁいと、魔導師を倒すことぉは、できぃませぇえん。それにぃだって、もっと時間がぁあ掛かりぃいますぅ。ちょっとぉ考ぁあえただけでぇ3人卒倒ぅぅうはぁ、素晴らしく頭の良いぃかたでぇえす。セラ様の次に頭のいぃい方ぁああでぇすね。」
「次にって…セラって何人倒したんだ?」
「う〜ん、私は頭がいいっていうか、いっぱい物事を知ってるだけだから、流石に卒倒させるのは…」
「セラあぁさぁまは、あなた様よぉり時ぃ間は掛かりまぁあしぃたがぁ、28人倒しましたぁあ。それでも解析しきれぇていませぇええん。」
「えっ」
「やっ、やめてよぉジンジャー!」
正直ちょっと怖いぞ…セラ様…
「す、すごいな…」
「え、えへへ…?」
「あのぉお、申し訳ないんでぇすが、今回ぃ頭脳解析はぁここまでぇにしてもらいたいでぇすねええ、今日はぁあそんなに魔導師がぁいないのでぇ…」
ああ…セラが来た時焦ったって言ったのはそういうことだったのか…。セラがバタバタ魔導師を倒すからって言う…
「うん、いいよ。っていうか、こういうタイプって頭脳解析してもあんまり意味ないんだよね、色々考えるから白黒はっきりつかなくて。」
「あ、そういえば…」
「ん?」
「『前きた人』が元の世界に似たようなのがあるって言ってたんだよな。なんていうんだ?」
「ああ、『前きた人』も君と一緒の感じでね、なんか、『あいきゅー』って言ってた。」
「あいきゅー。」
「うん『ああ、俺はIQが高くて、セラは博識って意味で頭がいいってことか…』って。なんかピンときた?」
「いや、聞いたことある気がしなくもなくない?ような…。っていうか『前きた人』もあいきゅー?が高いなら、『元の世界』の人ってみんなそうなんじゃないか?」
「そんなことないよ。『俺は前の世界でも賢い方だったんだ』って言ってたし。『元の世界』基準で言っても、賢い方だよ。『前きた人』より倒すの早かったもん君。」
「あ、そう…。」
「ま、いいやいいや!なんとなく最初からわかってたしね!よし、次は魔力の属性を見ていこう!」