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夏生詩集

命宿す

作者: 夏生

命をひとつ宿した


自分以外の命が自分の中にある

不思議


高くあがり低く沈む

ちぎれて繋がる

繰り返し繰り返し


命の神秘なんて

傍観している場合じゃない


育みは

結ばれた絆を断ち切ることから

始まる


それまでは長いプロローグ

これほど密着する時期は

二度とないから


折角だから

私が見たもの聞いたもの

噛んで含めて教えてあげよう


空の色、雨の音、鳥の鳴き声

心地よい音楽、おとぎ話

新しい命に会いたくて仕方ない人たち


本当はこわくて震えている私のことも















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― 新着の感想 ―
[一言] 夏生さま どの詩も素敵で、どこに感想を書こう?と悩みました。 うまく言えませんが、夏生さまの詩を読んでいると、その 景色が浮かびます。思いや伝えたいことも、溢れてきます。 詩って、すごい…
2013/10/12 13:18 退会済み
管理
[良い点] しあわせ一杯だったところに、最後不安感を残したところが、妊娠中の精神がよく表れていると思いました。 [一言] こんにちは。 へその緒を切って、はじめて親と子にわかれるのだな~と拝読しまし…
2013/10/11 16:34 退会済み
管理
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